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601 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 21 04 57 ID k9d6J1nE 滅多に夢なんて見ないし見ても艦これ関係ない悪夢しか見ないし なんというか何が言いたいかというとお前らdie 602 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 21 21 02 ID uhr0KVt2 597 これはソフトバンクに変えろという禿の陰謀に違いないって青葉が言ってた 603 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 21 38 59 ID rzLBlbOQ 「早く止めてくれないと困る」と「止めてこない今のうちに触れるところ触りたい」の二つを思いながら霧島さんを触りまくる夢なら 604 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 01 20 ID FmrHTBGE 初期からなにげにお世話になっている由良が何故かHP100もあり、 にもかかわらず全快の状態で霧の艦に一発轟沈させられた夢なら 最近艦娘で星座とか考えている 艦船の起工を着床、進水を出産、 竣工を卒業式や入社式や成人式みたいなものと考えると 艦の進水式を艦娘の誕生日と考えるのが一番適当だろうけど 月星座まで考えたら年齢も結構限られてしまうから困る 大鯨の場合月星座も蠍座だから 進水式を艦娘大鯨の誕生日とすると1990年生まれにしなきゃならなくなっちゃう (そもそも大鯨の進水式の日は九時前は月星座が天秤座になっているけど 流石にその時間に進水式はやらんだろうと希望的観測。ぶっちゃけそのへんの資料なんて残ってなさそう) 605 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 29 41 ID Xwp9P.Ws ムネガオオキクナッタユメヲミタンヤ 606 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 44 29 ID YbAYoJbM 今なら離島棲鬼に捕まればワンチャンあるらしいで、工藤! 607 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 22 50 18 ID iz6UQxPc エロ・・・パロ・・・? 608 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 23 19 56 ID uhr0KVt2 607 ここ18禁もOKだから一応エロパロを名乗ってるだけなんだし! 609 :名無しの紳士提督:2014/06/23(月) 23 22 21 ID FcEc0Imc 夢といえば、何故か大破鳳翔さんを四番艦にして1-1-1へ出撃して轟沈させた……というところで跳ね起きたことなら。 無論、現実の鳳翔さんはキラキラして健在だった。今思えば、あれは鳳翔さんでエロを書けというお告げだったのだろうか。 610 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 11 47 ID 7v0AGTe6 なぜそうなるw 鳳翔さんはエロ想像するとなんか申し訳なくなってな…… 611 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 32 38 ID 0Vqf46Hk 鳳翔さんのエロは初々しい感じは一切なくて、言葉要らずに愛を確かめあう感じ 612 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 39 48 ID 7v0AGTe6 本スレも荒らしにいっさい反応しないで会話できてたしこりゃ正常運転も近いかな 613 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 44 08 ID oN5ORnm2 無理に戻る必要性がないような こちらでまったりしててもいいのでは 614 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 48 06 ID vp/EmI42 本スレに投下あり 向こうに戻りましょう 615 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 51 07 ID qTg74BY. まぁたまには突発のお祭り騒ぎも楽しげで良いね 597 神様無茶振り杉 でも最上型は最近投下ないなそういえば 616 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 54 22 ID 0oA3qElY 戻る気は起きないな 向こうにしか投下されなくて見逃してもそれはそれ 617 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 57 55 ID 7v0AGTe6 613 まあそうなんだけどさ 荒らしなんてどうせ(エロパロ板の時間感覚からすれば)すぐに去るし、第一スレがもったいないと思うんよ 618 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 00 58 45 ID bLKgGhDs いずれにせよ、こっちはこっちで存続でいいでしょう それでこその避難所 レア艦はないとネタがわかない 浦風とか早く来て欲しい 619 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 00 48 ID /uMX.sLo まあそう言われると8年以上粘着されてるスレもありますしね 620 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 06 01 ID 7v0AGTe6 618 そりゃもちろん つか2chで何か強制するとか馬鹿らしいったらありゃしないことだろ 621 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 09 44 ID qTt6NJwA 619 そのスレに親でも殺されてんのか… 本スレに投下されていたやつを保管庫にいれたから読むといいよ 本スレは基本見てないけど、何か投下あった時に誰かここで知らせてくれれば見に行くぜ 622 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 12 43 ID oN5ORnm2 戻りたい人だけ戻るでいい 少なくとも自分はここだけを見るよ wikiでもあっちの新作は見れるんだし、また耐性のない人が無駄に煽ってスレが荒れるのを見たくはないしね やたらと戻ることを推奨するのは訝しい点があるけど、これ以上は憲兵に連れていかれるな 623 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 18 43 ID bLKgGhDs 621 お疲れ様です 622 艦これスレは本当にwikiに恵まれてると思う 624 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 01 34 37 ID f2a1opmU 両方盛り上げればいいのよ! 625 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 03 16 47 ID ltoQK7GU 向こうへはfusianasanで投稿するのが良さげですね 626 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 07 13 45 ID dad5UnHY そこまでして向こうで投稿したいと思わん 627 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 07 33 15 ID RvDg/wB6 今まで大鳳なかったのはレア艦だからかね? 628 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 10 05 36 ID zGAfNdWY 執務室の布団の中で扶桑と二人、一糸まとわぬ姿でまどろんでいた時の事だ。 彼女は激しい行為を好む性格ではなく、時折はこうして何もしないことさえある。 昨日の彼女の戦果は幸運艦に相応しいものだったが、僚艦の被害が著しく、俺はその処理に追われた。 彼女もまた疲れていたためこのように抱き合って寝るだけにしようとなった。 足音を感じ、また青葉かと思い警戒するが明るい「見ちゃいました」と言う声もない。 ならば荒潮かとも思ったが彼女はドックだ。 そして、顔を上げた瞬間見えたのは白い服を着た女の子。同じ顔をしたその子が部屋を埋め尽くさんばかりに。 「ふ、扶桑起きろ。何かおかしい」 眠そうに目をこすった彼女は俺の肩越しに話しかけた。 「山城、どうかしたのかしら?」 まるで、情事を見た妹をとがめるように。 あたかも、在りし日と同じように。 「な何を言ってるんだ扶桑……山城はこの間の海戦で……」 その言葉に扶桑の表情が変わる。 「うそ、嘘、ウソ、だってほら、だってそこに山城がいるの。姉様って言ってるのよ。呼んでいるのよ」 それから先は良く覚えていない。ただ、半狂乱に陥った俺たちがいつになく激しく事に及んだのは分かった。 扶桑の全身には情事の跡が、布団には赤と白が、俺の腰には痛みが。 ところで、扶桑が見た山城は分からなくはないが俺が見たのは何だったのか。 青葉に依頼したが芳しくない。俺には思い当たる節はない。 誰か知っていたら教えてくれ。もぐもぐと喋る幼げな女の子だ。 629 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 11 32 12 ID f2a1opmU 628 おおう… もしかして前に十二鈴の話書いた人ですか? 630 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 11 36 35 ID 4y8vW1/I 糧になった潜水艇の亡霊や…… 631 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 11 46 50 ID p0qkvOHs 『幸運』艦だものなぁ…… 632 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 12 07 31 ID WnqXeNNI 艦これであった怖い話…… 十二鈴の話なつかしいな それも怖くておもしろかった 633 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 12 54 29 ID qTt6NJwA 雷がゴロゴロいってるよ助けて雷ちゃん! 634 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 13 32 48 ID RvDg/wB6 木曾「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!! 自分の利益だけのために利用する事だ… なにも知らぬ『まるゆ』を!! てめーだけの都合でッ! ゆるさねえッ! 提督!あんたは今 再び オレの心を『裏切った』ッ! 」 635 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 13 42 57 ID bLKgGhDs 合成に使うのは艤装だけで体は残ってると信じてます(震え声) 636 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 13 58 12 ID OwLaWJSw ネタがないなあ 637 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 14 10 20 ID RvDg/wB6 才能とネタはいつか尽きるもんだしの ここらでイタリア艦やヴィシーフランス艦をですね… つーか小林源文氏、前に艦これの仕事受けたって言ってたがどうなったんだ 638 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 16 44 49 ID 3vEs4Xww 633 http //i.imgur.com/eo2QqWt.jpg 639 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 18 09 14 ID Wass9ZfA 638 俺の住んでるところちょうどおっぱいあたりだわ やった 640 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 18 21 14 ID gR6XskDk やった俺おまんこだ 641 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 19 31 24 ID qTt6NJwA 638 雷ちゃんのせいだったのか…全く愛いやつめウフフアハハ 642 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 20 00 56 ID 7v0AGTe6 やったへそだ 643 :名無しの紳士提督:2014/06/24(火) 20 27 11 ID qBKjTjvs カミナリじゃないわ! 644 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 01 33 53 ID 31PrWo/s あな…しれいかんさん… http //kancolle.x0.com/image/75178.jpg 645 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 07 32 55 ID IceQ8.tg 644 育ちすぎたんや・・・(雨雲の急激な発達的な意味で) 東京で雷雨だったのはこれが原因か そして霰が降ってくるんだよね・・・ 646 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 16 05 22 ID ithR3UFE 育ち過ぎた別府 kancolle.x0.com/image/75215.jpg 647 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 16 07 14 ID ithR3UFE ミス http //kancolle.x0.com/image/75215.jpg 648 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 17 06 15 ID NtfthlVg 五十鈴改二みたいな成長の仕方だな なんで改二になると胸大きくなるんだろ 649 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 17 11 30 ID S/OKkm5c 648 RJ「………」 650 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 17 34 28 ID sFAJdaKk 649 龍穣ちゃんはあれで完成型だからしゃーないしゃーない 胸部装甲の代わりに空母とは思えないラブリーとかその類手に入れたんだし 651 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 18 09 07 ID ithR3UFE 648 大井・北上・木曾「えっ」 龍驤は合法ロリ枠だからしょうがないね ああ見えてベテラン 652 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 18 29 10 ID BfqWCDTI 話題にならないけど那珂ちゃん改二もかなり小さいよ 653 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 19 16 24 ID Eq23W2uo つまり大鳳改二は期待して良いんだな 胸だけより全体的に大人にしてくれれば色々捗るのに 654 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 19 32 17 ID NtfthlVg 651 雷巡達は大きくなるのはちょっとダメ というか俺は北上様は改のころの野暮ったい制服が好きなんだよなぁ…… 着せ替えとかできるようにならないものか 655 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 21 50 00 ID aFa346OI 「また、かや」 司令は艦が沈むと自室にこもる。 誉められたものではなく、むしろ叱咤する文がたびたび送られて来ておる。 限界なのじゃな。そう感じる。 「あ、え、子日?」 わらわの妹を想ってくれるのは嬉しいのじゃが、見ていていたたまれないのう。 最初に失った艦だからじゃろうか子日を、あるいは若葉を呼ぶ。 「そうじゃ、子日じゃよ」 だからわらわはできる限りそう振る舞う。忘れさられる艦と比べればいかに幸せかなど問うまでもなかろう。 「ああ、子日、子日だ」 そう言ってわらわの胸に吸い付く。果たしてこやつが子日とねんごろだったのか知る術はない。 「ふふ、まるで赤子よの」 一心に吸い付く姿はまるで全てを投げ捨て幼子に戻っているようじゃ。 「よしよし、わらわがついておるからのう」 そう言ってそっと抱きしめる。 「ああ子日、あったかい」 もしこやつが子日と、あるいは若葉とそのコトに及んでおったら、わらわはそこまで真似できた自信はない。 じゃから、こうやって胸や唇を吸う行為で止まっておるのは安堵しておる。 ただ、たまに思うんじゃよ。 全て、諦めさせてやれたら、そのほうが楽になるんじゃなかろうかと。 こんな紛い物ではなく、御霊となった二人に会える方が幸せではなかろうかと。 そんな迷いがあったからじゃろうか。こやつが錯乱しておるのに気づけんかった。 小声でなんぞ話しとる思えば、若葉は現実じゃない、やと。笑えてくるのう、そんなのいつからじゃと思っとるんじゃ。 思えば此度初霜を失い、わらわはひとりになったのじゃな。 「子日! 何を」 こやつが下半身に血を集めておったことくらい気づいておる。 じゃから、長袴さえはいでしまえば、出来ることは分かっておった。 一つになるとわらわの秘所からは避けるような痛み。流石に無理があるようじゃの。 見れば、焦点の合わぬ虚ろな目をしておる。ちょうど良い。 「わらわが初春じゃ。よろしく頼みますぞ」 そう耳元で呟いた瞬間、跳ねた。 わらわを押し倒すような体位に変わりわらわの首筋に手がかかる。 「あ、あ、返せ返せ」 一体何をじゃと思えば子日を返せと叫んでおる。ああ、わらわも疲れた。 じゃから、手に力が入り息も出来ず、全身がおかしくなろうとも抗わん。 こういう時、なんと思えば良かったか、ああそうじゃ。 痛いぞ、じゃが悪くない。 656 :名無しの紳士提督:2014/06/25(水) 21 58 56 ID NtfthlVg 655 素晴らしい わりとこういうダークなのも好きよ 俺も最初1-1で若葉沈めたな……なんとなくのせてたダメコンのおかげで助かったが 657 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 01 57 21 ID /enX8Dqk ぬふぅ 658 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 02 14 10 ID jQr2HAVc 初春の話もっと増えたらいいのに。 最初なんとも思ってなかったけど初めて数ヶ月ぐらいしたら初春が可愛く見えてきた。 659 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 02 22 09 ID ho8kTD8k 初春は何となく秘書艦向きだと思う 660 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 10 00 13 ID XXuhOOXk 654 なんつうか、しばふが球磨型の制服書こうとしてしくじったって感じが、しなくもないようなカラーリング 661 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 10 42 13 ID EcaSi46I 653あなたはどの大きさが好き? http //kancolle.x0.com/image/75301.png http //kancolle.x0.com/image/75302.jpg 659 アンソロでそんな話あったな 662 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 15 56 02 ID 6Fjlfuhs 大鳳は尻を愛でるものだろ! 663 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 17 15 21 ID oVp8Z4aU わきだろ 664 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 17 20 16 ID jQr2HAVc わきにすりすり 665 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 19 01 29 ID G9TDpJU. 腹パン 666 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 20 15 22 ID EcaSi46I 魚雷借りてきてセルフ腹パンする大鳳 667 :名無しの紳士提督:2014/06/26(木) 20 32 41 ID VvcwwSJ. 661 あのアバラの浮き方で巨乳は不自然 今のサイズのちっぱいが一番似合ってる。ついでに大きさを気にしていないともっといい 668 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 00 39 12 ID XFmnQ5JA 成長期を殺された軽空母の胸 669 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 01 49 16 ID .xKkXnHU 668 大鳳「強者などいない。艦娘全てが弱者なのよ! あなたも私も弱者なの!」 龍驤「ウチは、まだ自分を弱者だなんて認めとらん!」 670 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 08 40 31 ID YyAGuR/g 日頃秘書艦を任せている翔鶴さんをねぎらうためにスイーツ屋へ連れて行ったら、帰り道に雨が降ってきて、濡れた衣服を乾かすためにラブホテルに入るようなSS下さい 671 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 10 10 47 ID RNS7bbfY 実は大和ホテルで修羅場 672 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 12 46 40 ID xRgFHInw 龍驤「せやから、替わりにうちは乳を揉む。巨も貧も関係あらへん。ワシワシマックス、ってやつや」わきわき 673 :名無しの紳士提督:2014/06/27(金) 14 39 49 ID RNS7bbfY 672 むしろ揉まれる方 http //touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=43281263 674 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 12 56 53 ID EXa.wisY それはつまり、返り討ちにあったと、とらえてもよろしいでしょうか 675 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 17 49 ID /irDxFA. 超短編ですが 670をそのまま書いてみました、短いうえに進展できなくて非エロになってしまってすみません。 機会あれば、エロ有りで続きを書かせて頂きたいと思います。 676 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 18 52 ID /irDxFA. 翔鶴と、提督の決断 「止まないなぁ。雨」 「ですね」 夏の休日の昼下がり。海沿いの田舎の車道脇で、木々の陰に隠れて雨天の暗い空を見上げているのは、提督と翔鶴だ。 「大変、震えていらっしゃるじゃないですか」 「まぁ正直、ずぶ濡れで風邪引く寸前て感じ。君は平気そうだな」 「私たちは、波や嵐に濡れるのが仕事というところもありますから………それよりもこの少し先に確か、宿の施設がありましたよね」 「って翔鶴、来る時に見たあれはホテルはホテルだけども・・………」 よりによってそういうホテルである。海沿いの田舎道といえば、定番といえば定番であるが。 といっても他に頼れそうな場所もなく、提督は走る翔鶴に手を引かれるままに、雨から逃れ、年季の入った人気のないホテルへふらふらと足を踏み入れた。 ああ翔鶴ハ何処ヘ向ヒシヤ。 『ホテル五十六』と妙な名前の描かれた看板のある無人のホールに入り、自動の部屋鍵選択機を軽妙に操る翔鶴を提督は横目に見た後、 二人は借りた「ご休憩-2時間\3,000」へと向かった。 「良かった、お風呂が使えそうですね。どうぞ」 個室内、外から見える風呂に自分で入るのは全く楽しくないなと思いつつ、既に余裕のない提督は熱いシャワーを求めて浴室のドアを開ける。 「ランドリーがありましたので、回しておきますね~」 甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる翔鶴に心から感謝しながら、提督の心は申し訳無さに揺れていた。 いつも秘書を頑張ってくれるから、たまにはお礼をしようと思ってきたというのに。 二人でこっそり電車に揺られて街に出て、雑誌に載っていた海沿いの甘味処まで徒歩二十分。 海の見えるカフェで可愛いスイーツを前に、珍しく子供っぽいような翔鶴の満面の笑みを存分に味わったのは良いが、その帰り道に折悪しく夕立に襲われ、今に至るという訳だった。 何をどうケチっているのか、ホテルのシャワーのお湯は微妙にぬるかった。 677 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 18 56 ID E5wsIAAo ほう 678 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 19 49 ID /irDxFA. 「如何ですか?」 「まだ少し寒い」 服がないので沿え付けの浴衣を素肌の上に被り、提督は矢鱈と大きな丸いベッドの上で膝を抱える。 「あら………分かりました、では」 意を決したように翔鶴は、衣服のボタンとベルトを外し始め、やがて下着姿となった。 背後の衣擦れの音に気づかなかった提督は、下着姿の翔鶴に後ろから抱きつかれた瞬間、思考が停止した。 「少しは暖かいでしょうか?」 「あ………ありがとう、翔鶴」 子を守る母のように包み込んでくる両腕、背中の薄衣の向こうに感じる柔らかなふたつの感触、翔鶴の優しい髪の匂いを全身で感じる。 ベッドの上に座ったまま、伝えられる身体の暖かさのほか、胸の奥に小さな火が灯ったような暖かさが広がってゆく。 こんな恥をかかせるなんて申し訳無いな。 そういえば……… 「………前に瑞鶴が言ってたな。いつも姉さんは私たちといると面倒なことに巻き込まれて、一番大変な思いをするんだって。申し訳無いってさ。今、まさに同じ気持ちだよ」 「あら………。うふふ、あの子ったら、らしくない気を使うこともあるのね」 翔鶴は本気で笑い、囁くような声で続ける。 「私はね、提督。この身で誰かを守れるならば、それだけで満足なんですよ。でもそれはきっと、神様から強さを与えられた全ての艦娘が、同じ気持ちを持っていると思います」 翔鶴はそう言って、強く抱きしめてくれた。 「それに、私は今回は別に不運だなんて………。あ、いえ、なんでもありません」 背中にくっついた翔鶴の体温が、少しだけ上がったのを感じる。 これは惚れるなというほうがムリだよな、と提督は思った。 「綺麗に晴れましたね~。よかった」 およそ一時間の後。弾むような足取りで建物から夕日の光の中に出たその後ろ姿は、本当に綺麗で。 「そうだな。ありがとう、翔鶴。本当に助かったよ」 「どういたしまして」 太陽に負けない笑顔が眩しい。 次の一言がどう受け止められるかは分からない。 しかし、そこから必ず新しい何かがはじまるはず。 「………翔鶴。今、伝えたい。聞いてくれないか」 提督はその直感を信じ、決断した。 「僕は、君のことが………」 (終) 679 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 22 06 ID ioeV9u62 夕チュンとか許されませんね 間になにが起こったのか詳しく乙 680 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 17 30 49 ID g6Sf1lIs 678 まさか本当に書いてくださるとは思っておりませんでした ありがとうございます 681 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 20 45 12 ID xqzzJfGA 元人間設定の艦娘ならラブホとかの知識も常識として知ってるだろうけど、 人外で生身部分も建造で造られる設定ならこの翔鶴さんみたいに何の抵抗もなく入るんだろうなあ …閃いた 682 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 21 43 35 ID V61LcvJg 待合って言わないと通じない予感 683 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 22 36 20 ID AyxJFAlM 一転攻勢のチャンスなので、ここはもう放棄して本スレで盛り上がりましょう 百合スレ同様スルーでいけますよ 684 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 22 54 07 ID V61LcvJg 683 放棄の必要はNo! ふつーに両方、本スレほっときたい人はここでまったり進めるが吉よー 685 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 22 56 37 ID v1ifNoQ6 必死にここを放棄しようと言うその姿はまるで しららばの艦これ専用板でブラゲ板のスレを取り戻そうと煽る奴の如し 686 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 23 10 12 ID V61LcvJg というか、一応↓あるしの http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/398.html 浜風にセックスと言わせるページと勘違いしそうだ 687 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 23 29 48 ID 18.vi4P. 「君たちには失望したよ」 そう呟いて、手首に短刀を当て、引く。 一つは扶桑、一つは山城、一つは、とそこで右手が押さえられた事に気が付く。 「落ち着け、時雨。お前が悪いわけじゃない」 そんなことない。呉の雪風と並び称される身だ。自分が死神であることくらい自覚はある。 提督は僕の右手の短刀を左手首に当てた。 「お前が罰せるべきというなら出撃を許可した私も同じだ、引け」 目を見ても迷いなど感じられない。 だから、いつもどうり、引いた。 安物の刃は弾力のある皮を抜け、柔らかい肉を裂き、血管に弾かれた。 人間というのは脆いと思っていたけど、僕と対した変わりはない。少なくとも陸では。 そこから先は、頭が白くなった。まるで一寸先さえ見えない豪雨のように感情が流れ込んできた。 提督の足を払い馬乗りになると向きを変え、ソレにむしゃぶりついた。 飾り気すらない僕にそんな技量はないのだが、提督は無意識に子孫を残そうとしているのか、そそり立った。 ああ、これで、出来る。 膣口にソレをあてがうと自らの体重で花弁を散らした。 流れ出る赤に満足感を覚え、痛みを求めて腰を振る。 甘い言葉はなく、愛撫もなく、接吻もしない。 ただ、赤を撒き散らし、腰を振る。 おおよそ蜜月と言い難いその行為を半刻ほど続け、提督の胸の上で果てた。 思えば、提督は最初から抵抗などしなかった。どうしてだろうね。 そうそう、翌朝に提督からリボンの付いたハートの錠前を左手首に付けられた。 だから、僕は、どうしようもなく自分を許せなくなると、提督の部屋の戸を叩く。 抜けられない海峡、沈んでゆく扶桑に山城、彼女たちは何人目だろうか。 そんな時は、提督の上で腰を振る。 未熟な花を散らすために。 そうしないと、ほら、危ないから。 そう思って、首筋の薄い傷跡をなぞる。 賜った短刀でこの首を切らないように、ちゃんと罰してよ、提督? 良く切れるんだからね。 688 :名無しの紳士提督:2014/06/28(土) 23 40 17 ID V61LcvJg 687 どうしても自傷もので思うネタ 「君たちには失望したよ」 そう呟いて、手首に短刀を当て、引く。キーン 引く。カーン 引く。コーン ガンガンガンガンポキッ 短刀が折れても傷ひとつない手首 僕は翌日、ヴィッカーズ社に艦船加工用ドリルを注文した 689 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 00 57 42 ID jQ/EEEAU 683 何かと戦ってるんすかw 687 自傷系は特殊嗜好と判断される可能性があるので、事前の注意書き一行書いておくだけで 突然削除されるリスクを避けられますよ、と一応言っておきますね 690 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 01 08 28 ID 1PWLexL. まとめwikiのトップ画像で必ず被弾するんだがあれ何種類あんのw 691 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 01 15 07 ID CI445utY トップページ下の方にある「添付ファイル」を見てみるといい 692 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 02 29 47 ID fyEr3OdI 690 気づかなかったw これ好きだわー まとめページにトップ画像のまとめが欲しいと思ったw 693 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 03 58 08 ID jaQ1OzIg 川内ちゃんに夜戦をねだられて断れる自信が無い 694 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 04 22 20 ID CI445utY 692 691 695 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 10 15 32 ID 1PWLexL. 691 あれか、ありがとう ほんと誰が作ってんだw 696 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 11 46 33 ID FWy.Mapg ドSなレ級ちゃんが金剛をいたぶる話が読みたい 徐々に艤装を破壊していって動けなくさせたあとみんなの目の前で足を舐めさせるとか、あるいはその破壊した艤装の砲を突っ込んだりとか こう一途な娘の泣き顔を見たいというか…… 697 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 13 10 15 ID eNnO3nlw 俺は逆にドSな子を、泣こうが喚こうが謝ろうが、容赦なく遠慮なく、快感と暴力とで責め続けて、嬲って泣かせて墜としたい。 うん、よくあるよくある。 698 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 18 57 13 ID 9LGGZvoY んー……俺はやっぱり一途な娘には報われて欲しいし、傷つけたりつけられたりとかも苦手だな 699 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 19 17 56 ID jmmISzO6 趣向は人それぞれ過ぎるのがエロの面白さよな 触手凌辱とかも書けるようになりたいのだがいと難し ここでは需要は少ないのかも知らんけど 700 :名無しの紳士提督:2014/06/29(日) 20 52 08 ID 3UEJLo5Q 嫁が恥ずかしがりながら俺提督の前立腺を刺激する ……ふぅ
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サイファー氏の艦これキャラ一覧。(ただし一部キャラはオリジナル、主が艦これないで持ってないキャラもあり。二次創作もあり。もはやフリーダム) ソラノカケラメンバー以外のほとんどをリストラします。あと当分の間秋月型と死神部隊以外来ないと思います。 ソラノカケラ ほぼ敵対勢力 死神部隊 夕立改二甲?くくる氏の許可を取ってあるので、これまで通り 吹雪改二甲(黒い鳥憑依吹雪) 加賀コジマverのみ 大鳳メビウス仕様のみ 霞改二(乙)改二乙のみ 照月これまで通り 川内改二Valヨッシー氏の許可取得済みの為、これまで通り 睦月改二ページ作ってあるのでとっておきますが、/vしか使いません 伊401音ゲー仕様以外使わない可能性 初月これまで通り Верный正直、どうしようか迷ってる… 秋月これまで通り 榛名改二Spica同じく Ultra蒼龍アルメバで運用or音ゲー憑依艦娘として扱い今後も同じように使う エバメセ飛龍同じく 鈴谷 KBCwikiにおいては条件付きのキャラクターとして設定 original 星月 常葉 準オリジナル(二次創作型はこちらに分類) 壊人形何処棄? 一部キャラを除いて平均スペックデータ(小数点第3位四捨五入第4位以下切り捨て) グループ 平均体力 平均攻撃 平均防御 平均速度 コメント ソラノカケラ 16.43 10 27.14 41.71 防御と速度に偏っている。やばい
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◯艦これドラフト 開催日:未定 指名対象:艦隊これくしょんの艦娘・装備娘 なお、改造で艦種が変わる艦娘については、違う艦種であっても同じ艦娘として扱う。 よって、別の艦種が他人に指名されたからといって、違う艦種でその艦娘を指名することはできない。 例)◯◯と◯◯・航は同じものとして扱うので、◯◯が指名されれば◯◯・航として指名することはできない。 「改」やいわゆるスーパー・ハイパーなどについても同様とする。 ※艦種変更があるものは、それを含めてまとめた艦種枠(ブロック)としており、枠をこえることはない。 指名方法:以下の艦種ごとに分けて指名する。潜水艦については、他に組み込む可能性もある。 ★全体一位(はじめの1巡目のみ艦種制限なし) ■戦艦・航空戦艦 ■正規空母 ■軽空母・水上機母艦 ■重巡洋艦・航空巡洋艦 ■軽巡洋艦・重雷装巡洋艦・潜水艦 ■駆逐艦 ■装備娘(装備ごとのブロックは設けない。) 全員が指名終了するまで指名できる(変更の可能性あり)。 例)戦艦1巡 ◯◯ 戦艦2巡 ◯◯ 正規空母1巡…… 開催までに装備開発を進めておくことをおすすめします。画像検索したら出てくるかもしれないけれど。 名前 コメント
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601 :名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 22 52 06 ID 8AJg7iHE 600 適性のある人間じゃないと、妖精さんを基幹とした“鎮守府”というシステムが機能しないとかで良いんじゃないかな 602 :名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 23 25 33 ID zcA0tqCw 愛(と金)があれば駆逐艦とケッコンできるから合法合法 598 加賀さんと瑞鶴じゃない?瑞鳳? 603 :名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 23 40 05 ID 9tEe8n1k 602 あと駆逐艦本体(本人)のレベルだな。それと瑞鳳じゃなくて瑞鶴だったわ、ご指摘サンクス 604 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 04 03 36 ID DI4ZGd.E 夜の提督は常勝無敗である 605 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 06 00 32 ID f4x6ZchM 600 あとは一艦娘につき一人専属で、艦娘の体調管理、メンタル管理、艤装の管理などをやる、 マネージャならぬ艦艇管理監督官(略してテイ督)がついてるとか、 兵士が艦娘を着こんで、艦娘になって戦うとか、(この時艦娘はAIみたく戦闘補助等)とか、 戦闘力強化のため艦娘の生体パーツとして一時的に野郎を取り込んで強化するとか、 まあ、いろいろあるわなぁ。 606 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 08 54 26 ID VRqD6Mls 600 乃木将軍みたいに偉い人の抜擢人事ってのもありかと (過去の経歴etcで民間人から士官学校とか飛ばして将校へとか) 607 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 11 35 38 ID m.hV0oio 600 食料係だと間宮さんくらいしか繋がりがなー 608 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 12 02 35 ID Jn2zQrSw 何だかんだ言っても艦娘の中にも上手なり下手なり料理が関係するのっているけどね 逆に艦娘自身が女子力付けるために料理を習うとかもアリだと思う (間宮は遠征していて貰うとか) 609 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 13 39 33 ID DI4ZGd.E つーかな当時の飯の中には今から見るとえっ?とかないわーみたいなのも偶にあるしね… 旨そうなやつの方がおおいけど え…?茨城一号? 610 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 15 54 34 ID VRqD6Mls 609 曾婆ちゃんの実家がないわーの方で 冬場は秋取れた米とおかずは干した菜っ葉の漬物を戻した煮物、それだけ 東北辺り艦名由来の艦娘はそういう粗食に慣れた&しか作れなさそうという設定は不憫過ぎるかな 611 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18 42 38 ID f86RQzNM 605 野郎を取り込んで強化ってけっこう怖い設定な気がする。日頃から艦娘を虐げてた提督がある日突然行方不明になって、その日から彼の秘書艦を務めていた艦娘のスペックが異常に高くなってたりとかありそう。 612 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18 58 27 ID f4x6ZchM 607 ギンバイしに来る赤城に餌付けしたり、エロい事脅迫したりとかできね? 613 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18 59 31 ID x3aAIRqo 606 それはそれで、他の提督や一部の艦娘から批判の目で見られそうな感じもするけど… 614 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19 15 06 ID VNNA4pGE アラサーがある日いきなり提督業に関係するとか現実的に考えると厳しいよな 艦これRPGだといろんな前職持ちとか出来たりしたけど 一般人だろうが専門職だろうが提督業に関わっていなかった奴に命預けられるかって話になってしまう それなら現実的にありえないのひとつのショタ提督の方が育成するという大義名分が通りやすいだろうし 615 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19 52 18 ID Jq5R0CBg 現代っぽい世界だけど一部のテクノロジーだけが異常に発達してて、 マトリックスの戦闘訓練みたいに脳に直接提督業のノウハウを入力して新兵でも片っ端から提督にしている という電波を受信した 616 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19 52 37 ID f4x6ZchM ガキに組織運営任せられるか、命預けられるか、って言われたら同じくらい大義名分たたねーんだし。いんじゃね・ と思うのは、おねショタに食傷気味なだけの意見か。 617 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 20 05 42 ID iiAYVWlI 弥生ちゃんが後ろから突かれて喘いでるとこ見たい……見たくない? 618 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 20 09 53 ID VNNA4pGE 後ろからだと深く入って気持ちいいらしいけど どんな顔をしているのかがわかりにくいしなあ 鏡なんて使ったら羞恥プレイになっちゃうし 619 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 42 13 ID f86RQzNM 艦娘を建造しているとごく稀に男が生まれることがあり、それが艦これでいう「提督」になるってのは… 620 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 54 46 ID VRqD6Mls 以前酔いどれだがレディーな隼鷹SS書いた者です エロ2~3割残りネタ(しかも艦娘のイメージぶち壊しまくりんぐ)なSSが出来たので投下します 一応物語的には隼鷹SSの流れですがあまり関係ないです 思いっきりイメージぶち壊してるのでご注意下さい それでは投下します 621 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 55 25 ID VRqD6Mls 『スモーキング・ブギウギ』 「ああっ、俺そこ弱いのわかって…くふぅンンッ!」 「天龍そこがいいんだよな。相変わらず良い反応だ。装甲帯も衝撃次第で性感帯だなんて全く愛されボディだな。俺の攻めは差し詰め8インチ砲並みってか。」 「んなろ、調子に乗るんじゃねえ!って、アアンッ、やっぱソコ駄目だ…やぁん!」 旦那こと提督の邸宅で夜な夜な繰り返される戦闘、正に夜戦。そして嬌声を上げる新妻の天龍。この一人と一隻は二ヶ月前に式を挙げたばかりの新婚で、この邸宅も今までの官舎から結婚生活の為に用意した新居である。さすがは将官デキる男だ。 それは兎も角、提督は天龍の如何にも防備の弱そうな脇腹を舐め上げ甘噛みしながらも片手を回し抱き付き、空いた手で乳房をもみ上げる。 「いいおっぱいだな。愛宕風に言うと大容量タンクだな。」 「ったくこんな時に他の艦娘の名前言うなよな、雰囲気台無しだぜそれと…あんまり強く揉まないでくれよ…形が崩れちまう。」 「悪かったな、じゃ今度龍田でも呼んで「天龍ちゃんより私の方が上手いのよ~」とか言わせる3Pなんかどうだ?」 「…それだけは願い下げだ。同型艦にこんな恥ずかしいとこ見せられっかよ。ってキャぁン!ち、乳首弾くのはよせっ!」 「それはそうとすっかり勃っちゃってるぞ両方共。俺達の子供には悪いが先に御賞味させてもらうぜ。」 提督はわざとちゅう、ちゅう、と音を立てて天龍の乳首を吸う。両方均等に吸い終わると天龍はふわぁぁ…と力の抜けたようにダブルベッドに倒れこんだ。 天龍の秘所はディープキスから続く一連の愛撫でしとどに濡れている。提督はすかさずそそり立ったままの一物を天龍の秘所に挿入した。あまり使い込まれてない、というか夫のしか知らないその蜜壷は少しばかりの抵抗感を与えつつずっぷりとそれを迎え入れる。 「くぅ!い、いきなりかよ!いつものアレ…は無しかよ。んんっ、しっかし提督のは相変わらず、結構…おなかにずっしり来るな…」 「家じゃ提督じゃなくて貴方って呼べって言ってるよね?で、いつものアレって何の事かな天ちゃん?きちんと言ってもらわないと解らないよ。」 「天ちゃんって言うなぁあ!アレって…それ…そ、その…ク、クンニ…」 「(この辺でおいとくか)まあ良く言えました。天龍ちゃんはクリオナ大好きだからクンニも絶対ハマるわよ~って某軽巡の情報は正しかったな。」 「(龍田あのヤロー旦那にいらん事吹き込みやがって、クソッ憶えてろよ)そ、それであ、貴方シテくれるのか?」 提督は首を横に振りそのまま腰を前後に優しく振った。肉筒はゆっくりとだが天龍の意思とは間逆に締め付け始める…んんっ、と曇った声と共に天龍の吐息がもれる。ふぅ、んん、くぅ… 「んん、悪いが今日は先に中で出したい気分なんだ。クンニは後のお楽しみという事で。楽しみはとっておかなきゃ。」 「ず、ずりぃぞお前…でもっそれじゃ垂れてきたその、お前の、その、アレを自分で舐めちゃう事に…くうん!」 「まあたまには面白いんじゃないか。そんなんでもないと自分の味見なんてする気にならんし。」 622 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 56 10 ID VRqD6Mls 一物を一旦一気に奥まで突き刺す、また入り口と奥の間で前後左右に緩急付けて運動させる。それを続けていると天龍の肌も上気してきた。ここぞとばかりに堰が切れた様に提督の一物から精が放たれる。 「ウッ!やっぱ天龍のは具合がいいな。いつやっても新鮮な感触ってとこか。」 「ああ…出されちまった…俺の下腹が一杯なのになんだかぞわぞわが続いて、でもあたたかいヘンな気分だぜ…」 「多少は中でイってくれたようで旦那冥利に尽きるな…さて細君殿のお望みの事をしてしんぜよう。」 「お前ヘンな口調すんなよ調子狂うんだよ。ま、まあ頼む。」 「『貴方お願いしますわ』は?」 「そんな言い方したくねーよ!拡げて待ってんだからさっさとしろよすげー恥ずかしいんだぞ!」 (相変わらずそこら辺は慣れてないよなぁ顔真っ赤っ赤だし、さてしますか) 一物を引き抜き、先ほどまでそれの捻り込まれた箇所をぺろぺろ、ぴちゃぴちゃと必死に舐める提督。舌を一箇所に留まらせず縦横無尽に走らせる。小陰唇、膣口、そして天龍の大好きな刺激を与えるクリトリス… 「くぅん、ひゃぁん…こ、こんなに早く…きちゃうなんて、おかしいぜ…あぅぅ。」 「ん?早速俺のザーメンが垂れて来たか。うーん微妙な味だな…これはすぐゴックンする気になるのも解る。しかも天龍のと混ざってるってのがエロいな。」 「そ、そんな恥ずい事言うなー!好きで濡れてんじゃねーぞ(って好きだからこんなに濡れてるんだよな…)ってやばいヤバイ、クリ攻めすぎ!てっぺんがイイ!あぁっダメだ…ぜ!!ん、………っ!!」 達してしまった天龍が暫く余韻に浸っている間にすかさず後戯に入る。最初のキスとは優しめの軽いキスを交わし、一物を添える程度に天龍の秘唇に埋めつつもまだ牝の臭いを充満させている軽巡洋艦を大事に、そっと、とても優しく抱きしめた。 そして先ほどから攻めていた性感帯付近をこれまた優しくゆっくりとさする。天龍は言葉も出ずとろんとした視線を旦那に流しつつ、そしてキューッと抱きしめ返す。 (俺たち幸せだよ。この鎮守府で俺を一番良く知ってくれた娘と、軍艦なのに夫婦になれたのは正に椿事だ。有り得ない幸福だ) (こんな俺でも戦い以外の悦びを見出してくれた提督、お前が愛おしいぜ…) その後のピロートークで妻はすっかりリラックスしてうとうと気味だ。専ら愛を語るというか、天龍の事になると目の色が変わる龍田の話が多かったが。 龍田は提督の仲介、というか合コンで知り合った提督の同期の航空艦隊司令官の基地で偵察巡洋艦兼航空救助補助艦として出向している。風の噂ではその司令官とかなり熱愛で、天龍の事は横に置いても仕方ない位だそうだ。 提督は満足げにベッドの後ろの小机から煙草を取り出し、包みごと机でトントンと叩いてから一服した。 「なあお前、じゃなかった貴方、いつも終った後煙草吸うよな。なんか感じ悪ぃーんだけど。」 「そうかすまん気を付ける。でも学生時代からの癖で、ちょっと運動すると一服したくなるんだ。」 「運動?他の女ともか?おいてめえ事と次第によっちゃ…」 「いやそういう意味じゃ無くて、訓練とか実戦で体動かした後の事だぞ。上級生から「こいつタバコも吸った事ねえのか」って面白がって吸わされたんだよ。」 「それで覚えて鬼みたいな助教や先輩の目を盗んで吸ってたっけな。たまに見つかって連帯責任で全員袋叩きにされてたよなー懐かしいな。」 「貴方も結構大変だったんだな。俺は同僚で吸う奴が居ないんで未だ吸った事無いけどなー」 623 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 56 55 ID VRqD6Mls 提督の目にちょっと意地悪な瞬きが光った。そして自分の吸ってる煙草を天龍の口に差し込み、 「ぷはっ!いきなり何すんだよ!俺は吸った事ねーって言っただろ。」 「まあ天龍ものは試しに吸ってみろよ。これフィルター無いから唇を口の中に入れる感じで、唇を巻き込んで咥えてな。で、口の中でふかしつつ煙を肺に少し入れる感じで吸うんだ。」 「ゴールデンバットって書いてあるな…ってこれ一番安い煙草じゃねぇか。なんでこんなビンボ臭いもん吸ってんだよ。軍人だったら普通誉とかだろ。」 「吸ってみて一番美味かったからかな。俺的にはセッタやマルボロ、ラークなんかは煙草っぽく無いし、ピースやハイライトも何となく合わない。まぁ両切りタバコが好きなだけなんだが。しんせいはあんまり売ってないのでバットと。わかばとエコーも嫌いじゃないけど。」 「バットだって当たりなら結構美味いんだぜこれが。味は濃厚というかキツイけどな。」 天龍はものは試しとばかりに提督に言われたとおりにバットを吸ってみる。口の中を荒らすような熱い煙がぷはっと吐き出される。 「げほっ、げほっ、うぇぇなんだこりゃ?しっかし酷い味だわ辛いわ…これのどこが美味いんだ?訳解らないぜ。ぜってーボイラーに悪いよな。」 「まあ慣れればこの濃厚ないかにもタバコだっ!って味が好きになるぞ。それに煙草吸ったら…天龍のいつも持ち歩いてる大層な得物に負けない貫禄が付くぜ。」 「余計なお世話だっつうの!だからこれからセックスの後の煙草は無しな。わかったかあ・な・た。って気持ち悪ィなこの言い方。」 「はいはい可愛いお嫁さんに免じて止めますよ。」 暫くは夫たる提督もそれを守っていたが、一月も経つと事後の煙草は元に戻った。 その度に妻の天龍は煙草を勧められ吸っているうちにいつしか二等喫煙巡洋艦、平たく言えばヤニ臭い軽巡女になってしまった。 それが鎮守府を揺るがす一大事件になろうとは… 「最近町内、特に鎮守府の周辺にゴミの投棄が多く、町全体が汚濁しているとの苦情が来ています。」 秘書艦の飛鷹は報告を読み上げた。どうも町全体で路上のゴミが多くなっているようだ。だがそれが鎮守府に何の関係が?飛鷹は続ける。 「何でもこの町を象徴する鎮守府自体がかなり汚れており、所謂『割れた窓ガラス理論』で周辺に波及しているのでは?と町議会より通達が来た次第です。」 「割れた何とかは、確か1枚割れたのを放置するといずれ全てに被害が及ぶってやつだな…確かに最近建物の壁が汚れたりやたら煙草の吸殻が捨てられてる事が増えたような。」 飛鷹は尚も続ける。クンクンと部屋の臭いを嗅ぎながら。 「確かに煙草の吸殻と包み紙は頻繁に落ちてますわ。施設科から溝に詰りまくって困るとの報告もありましたし。」 「この前来たお偉いさんも「君ちょっと汚いよ」って言ってたから急いで控え室や会議室とか掃除させたんだが・・・」 「しかしここに酷く散らかしたり汚したりする部署ってあったか?この前俺をはめた明石の工廠は妖精さん総出でISOなんちゃら取得できっちり片付いてたし。」 頭を悩める提督。そもそもこの鎮守府で煙草を吸いそうなのは先程の視察や会議に来るお偉いさん方と出入りの業者、それと一部の人間の軍人や軍属、自分ぐらいか…それも灰皿や喫煙所でしか吸わないから散らかすことは無いだろう。 まさか艦娘が吸ってる!?艦船とはいえ女子だぞ?かつて喫煙が当然だった大の男でも肩身の狭い昨今、艦娘が煙草をスパスパ吸いまくってるのは色々ヤバい。鎮守府のイメージダウンもいい所だ。 624 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 57 40 ID VRqD6Mls 「…飛鷹、失礼な事を聞くが煙草なんて吸ってないよな?」 「何言ってるんですか、航空母艦は火気厳禁ですよ。うっかりガソリンにでも引火したら大爆発轟沈ですし。」 「だよなぁ…(コイツにゃこの前一服盛られたからあまり信用できんが言われりゃそうだな。赤城や翔鶴、うちで未実装の大鳳辺りはそこら辺真面目やろ)」 「それと飛鷹型航空母艦は自分で言うのも何ですがパーティーの常客なので、船臭がタバコ臭くてドレスにでも移ったらとんだ恥さらしですわ。ま、殿方が休憩中吸うのは構いません。」 まあ別の視点から探ってみようと思い、思考を廻らせる。喫煙しそうな艦娘ねえ…先ず思いつくのは摩耶かな?でも粋がってるだけなとこあるからまぁ無いな。 陸奥これも無い。色んな意味で火遊び厳禁艦だ。長門が花火してるのも嫌がるぐらいの。そいや火遊びと言えばあいつ以前モテまくってそこら中… 「何考えてるんだ?」 目の前に陸奥の同型艦長門が立っている。提督は思わず慄いた。 「な、何だ長門いきなり。」 「何だじゃない戦果報告に来た。喜べ深海棲艦旗艦を連戦連続撃破したぞ!」 長門は戦果を誇り語るがその実喜びのあまりはしゃぎたさそうだ。提督は疑念をぶつけてみた。 「長門、もしもの話だが艦娘でタバコを吸いそうなのって思いつくか?ビッグ7の勘でもいい。最近吸殻がやたら落ちてるらしいんだ。」 暫しうーんと考え込む長門。だが少しばかり重い口を開きだした。他の艦の悪口や密告は嫌う性質だから。 「分からんが…強いて言えば武蔵と霧島辺りだろう。一緒に組んだ戦隊でほんの少し匂いがした。戦艦連中で吸いそうなのはそれ位だな。」 「私は陸奥が火にうるさいし煙草を吸う気持ちは理解出来ん。金剛は英国時代やってたかも知れんが、ここに来て長いしすっかり抜けてるだろう…」 「伊勢型は日向が砲塔爆発事故を起こし、瑞雲も積んでるから火気にも気を配ってる筈だ。後は扶桑型が煙管吹かすぐらいか。昔の芸者や遊女みたいにな。でも「お帰りなさいご主人様」って三つ指付くタイプだからそれも無い。」 「(大和さんは我が鎮守府では永遠に未実装だし、比叡と榛名が抜けてる気がするが)ありがとう長門、とりあえず武蔵と霧島に会って話してくる。」 提督と飛鷹は武蔵の部屋に向かったが、その前に売店に寄ってお茶菓子を買う。幾ら司令官とは言え最強戦艦の部屋に手ぶらで行きづらいのだ。売店を覗くとこの前の『試験』とやらで提督を散々な目に会わした明石が居た。 「こんにちは提督。この前は色々お世話になりました。お陰様で良いデータを取る事が出来ました。」 「今日は明石が店番か。って上官に酷い事すんなよ!実験するなら他でやれよ全く、お陰でクラクラのまま踊ってまるで16ビートだったぞ。」 「まぁ鎮守府中で深海棲艦の脳波パルスに一番類似していたのが提督のですから…それはそうと最近妙なものが売れまくって。歯ブラシと芳香剤、ザクトとタバコライオンっていう歯磨き粉。」 「ん、歯ブラシとかは兎も角、後は煙草を吸う俺ら一部の人間ぐらいしか不要なものだな。(やはり艦娘が吸っている…それも多くの)」 625 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 58 34 ID VRqD6Mls そして武蔵の部屋のドアをノックする。「入っていいぞ」との返事だが正直緊張してしまう。恐る恐るドアを開けると武蔵と何故か霧島が居てお互い葉巻を吸っている。部屋中独特の香りが漂い二隻とも如何にも重鎮という貫禄だ。 「ごほっ、流石にこれはキツイです。専用のガスライターまであるじゃない。」 「武蔵、霧島…お前達葉巻なんか吸ってるのか。(まるでヤ…いや会長と取引先の社長みたいだな)」 「丁度低速艦と高速艦の戦術考察をしていた所だ。葉巻はな、このコロナサイズ一本で一時間弱は持つ。吸ってる間話を進めて終ったら切り上げるのに丁度良いんだ。」 「お菓子ですか提督有難うございます。私は日頃喫煙とは無縁ですが、武蔵さんとちょっと込み入ったお話をする時だけ吹かす程度です。」 「あとな、この葉巻カッターを深海棲艦の前でシャキン!とするだけでびびって退散するのも出て来てな…」 映画とかでよくあるマフィアの拷問そのものじゃないかと、初めて深海棲艦に気の毒さを覚えた。そして武蔵は咥えていた葉巻を提督の前に付き付け、 「何なら提督も味わっていくか?吸いかけだが。」 「いや、その、遠慮しとくよ女の子と間接キスってのはな…新妻の手前も有るし…」 「女の子と、か…ふふ天龍殿が羨ましい妬けるな。(この男なかなか妻一筋で義理堅い所あるな。そういう所に惚れそうだ)」 やりとりを見ていた霧島は思い出したように重要な事を言った。 「潜水艦隊と水雷戦隊、遠征艦隊を調べてみてはどうでしょう?忙しくてつい喫煙に走りそうだと思います。」 「怪しいな。重巡達から聞いたが、駆逐艦や潜水艦が今使ってない第二講堂に集まってるらしい。」 「霧島と武蔵の言う通りかもしれない。ここんとこ激務と言えば特にオリョクル組と東京急行班だ。飛鷹悪いがひとっ走り見に行ってくれ。」 「低速艦に不向きな任務ですよ。まあ行って来ますわ。」 飛鷹は渋々第二講堂に向かった。12ktぐらいの経済的船速で。だが5分後ぐらいにどう見ても25kt以上の速さで血相を変えて戻ってきて、 「ぜーぜー、てっ、提督!今すぐ第二講堂に向かって下さい!大変な事になってます!」 「ひ、飛鷹一体何があったんだ?!とりあえずお前はここで休め。」 提督は急いで第二講堂に向かい観音開きの扉を開けた。そこで見たものは… 「電の本気を見るのです!(ごくごくっ、すぱーっ)」「電マルボロもう二箱目、コーヒーだって10杯目、寝られなくなるわよ?(ごくり、ぷはーっ!)」「コーヒー飲むんよ。(ごくごく)」 「メシウマ!の後の一服(ぷはっ)キタコレ!!」「駆逐艦と侮るなよ、わかばだって吸えるぞ。(ゴホホッ、ぷはーーっ)」「メビウス1ミリ、これなら行けそうです。(すぱーっ)」 「今日もオリョクル明日もオリョクル、飲んで吸わなきゃやってられないでち!(ごくごく、すぱーっ)」「海のスナイパー、イムヤだって負けてられないわ!(缶ピースを抱えて、ぷはーっ!)」 「好きな銘柄?ボクはセッタのBOXだね。(すぱすぱっっ!)」「皐月それおいしくないわよ。如月はセッタでも断然ソフト派ね。(ぷはーっ!)」「煙管で小粋!これこそ粋ってもんだね!(すうっ、ぷはっ)」 「…怒ってなんていないです…(ぷはーっ)」「弥生さぁんメンソールなら何でも良かったんじゃない?(すぱぱっ)」「ゴロワーズいいところ沢山知ってもらえると嬉しいです。(ごくん!ぷはーっ)」 部屋中紫煙が立ち込めて霞んでる様。中には煙を輪っかで吹きだしている親父みたいな艦娘もいる。壁は煙草のヤニでベトベト。提督は唖然とし言葉も出なかった。 (一体なんだこれは…艦娘が集団喫煙、それも駆逐艦と潜水艦が…ってなにげに古鷹まで居るなんてしかも黒タバコ吸ってるだと?!) (鎮守府は乙女の園の筈なのに、これじゃ底辺男子校かそれ以下じゃないか) 626 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 59 09 ID VRqD6Mls 「おい、お前達何故煙草なんか吸ってるんだ!一体誰に教わった!俺は吸うけど、お前達に吸えなんて一言も言ってないぞ!!」 部屋の中からバラバラに声が飛び交う。 「んー誰だったっけな?」「確か…天龍さんかな?」「天龍!」「天龍だ、遠征の時に仕込まれた。」「まー他の軽巡も吸ってると思うよ怒らないから。」 「て、天龍…(マ、マイワイフじゃないか。もしかして俺が夜な夜な天龍に吸わせ続けたのがここまで広がったというのか?!)」 「…うちらは最初煙草吸う集まりやなかったんよ。」 部屋の片隅に居た黒潮がぽつりぽつりと話始めた。 「どういう事だ黒潮?」 「出撃後の息抜きに駆逐艦や潜水艦で集まって、お茶を飲む会してたんよ。でも煙草吸うんが出てきてなぁ…他の皆に広まってしまったんや。一服後のブラックコーヒーが美味いってな。」 「うちはどういう訳か船体が受けつけへん。煙草に依存できない性質で、浮くのもなんやからコーヒーだけ飲んでたんよ。」 大変な事態に陥っていた。提督の目の届かない所でこれ程煙害が蔓延してるとは。鎮守府周辺の吸殻や空き箱の出所は間違いなく彼ら。でもどうすればいい?と悶える提督の後ろから、 「あーら提督お久しぶり~で、この様は一体何なのかしら~?」 とても聞きなれたが久々な声…間違いない天龍型軽巡二番艦龍田だ。でも何故此処に? 「龍田いつの間に?お前は出向してたんだろ?」 「ちょっとお使いに参りましたわ~ついでに少々肩慣らしをしましたけど…」 龍田の後ろに天龍とその他水雷戦隊の旗艦達が転がっている。いずれも損傷は軽微だが龍田にこてんぱんにのされたのは間違いない。 「天龍は兎も角神通、川内、五十鈴お前達は改二だろ!一体どうしたんだ?!」 「そ、それが奇襲に対応して全力運転したらすぐ息があがって…負け言言いたく無いですが機関がおかしいんです。」 「速度も全然出なくて…旧式巡洋艦にどうして…」 「タールとニコチンでボイラーやタービンが汚損して、煙草のヤニが船体くまなくこびり付いていればそれも当然ですよ~」 「龍田ごめん…俺が駆逐隊や軽巡の皆に吹き込んだばっかりに…遠征艦隊だけじゃなく水雷戦隊にまで恥かかせちまって…」 「天龍ちゃん~貴方には猛反してもらいたいのよ~尤も貴方に限らず艦娘は女…新しい命を宿す身っていう自覚が足りないんじゃなくて~?」 周囲の皆が一斉に「ドキッ!」とするのが提督にも伝わってきた。見た目幼い駆逐艦だって立派な大人の船体だから(航洋能力的に)。 古鷹は「龍田さんの言う通りだね…もうゴロワーズ止めます。」と呟いている。ま、彼とか居てもおかしくなさそうではあるが。 627 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21 59 52 ID VRqD6Mls 「で、天龍ちゃんに煙草を教えたのは誰かしら~?」 「(俺が軽率だった…後先を考えずに妻にしてはならない事をやってしまってた…)ハイ、私です。ごめんなさい、すみませんでした…」 「なら組織の長として責務を果たす事ね。」 加賀はいつも通り冷静な口調で言う。どうやら飛鷹に聞いたか騒ぎを知った空母達も駆けつけたようだ。翔鶴が助け舟を出す。 「随伴艦艇の防災・健康上、航空戦隊の方で前々から調べてましたがここまでとは。煙害とは恐ろしいです。」 「喫煙を止めるには船乗り等の間で行われてた半年単位の強制煙草無し生活など色々有りますが…有効なのは病院の禁煙外来ですね。」 「数ヶ月単位のプログラムで少しずつ禁煙していくのですが、全額鎮守府や提督の年俸負担だと艦娘にも「他所の金だから別に止められなくてもいーや」と思う子が出るのである程度は当艦負担とします。」 「やっぱ俺のお給金も関わってくるのね…」 「自業自得です。」 「ですね加賀さん。ついでに乱れてるという噂の加賀さんのも…っと、ちょっとでしゃばり過ぎましたね。」 加賀の翔鶴への視線が一瞬強くなるそして返し刀。 「五航戦に劣る所などありません。当然提督も率先して禁煙作戦に身を投じて下さい。」 「ハイ分かりました…(ああ、愛しのバットが…)」 「そりゃ俺より辛いだろうけどさぁ…夫婦で一緒に禁煙しような、あ・な・た(あっ、すんなり言えた!なんかこれだけで禁煙出来そうな感じだぜ!) 「天龍ちゃんも~私の彼もちょっと脅したらあっさり飲む・打つ・買う止めたから頑張るのよ~提督も。」 「(龍田の脅し口って同期のアイツ死の恐怖を味わったな可哀想に)そ、そりゃ勿論ばっちりするさ、夫婦舟だしな俺たち。」 というわけで鎮守府挙げての大禁煙作戦が実行される事となった。周辺の病院の禁煙外来は一杯になったが徐々に喫煙艦はその数を減らしゼロになるまでの辛抱だ。艦では無いが提督も含めて。 とはいえ止められない艦娘も居るかもしれない。が完遂するまでこの作戦が終る事は無いだろう。 それを横目で眺める二隻の超弩級戦艦。 「解決の糸口が見えた様だな。我々も論議の葉巻は控えるとしよう。」 「それがいいです。金剛を呼んで紅茶でも入れましょう。」 「止めとけ、話がバーニングラブ!になる。」 [完] 628 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 22 04 58 ID VRqD6Mls おしまいです 7レス使ってお目汚しすいません むかーしゴールデンバット吸った時思いだしたら思い付いたんよこのネタ… ちなみに筆者が学生時代に同級生の間で流行ってたのがジタンとジョーカーでした うちの鎮守府は絶対に吸わせないぞ!俺提督も永久禁煙中だぞ! 629 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23 21 11 ID f86RQzNM 乙ー! 630 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23 33 53 ID psJPc1YQ 乙ー 自分の鎮守府だったら~ってのはあるよな 俺提督の執務室にはいい酒が並んでるはずだ 631 :名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23 45 29 ID VRqD6Mls 630 響辺りが勝手にカルーアとウオッカ混ぜてブラックルシアン呑みそう ちなみに葉巻は昔安いの一回吸ったけど30分ぐらいかけてウィスキー三杯ぐらいのめる 632 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00 12 10 ID UJaof3JI 631 確かにカルーアもあるしウォッカも2種類は置いてあるが・・・w 焼酎とビール意外は何だかんだあるな、勿論嫁にしてるのが千歳なだけあって日本酒もばっちり 葉巻はやったことが無いから分からんなぁ 633 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00 13 08 ID e.SJEFLI 乙、時代的に吸うことに抵抗はないだろうなぁ 響だよ 鎮守府前で葉巻をふかしていたらまた国会で問題になったよ 634 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00 15 58 ID p.uvHsDU もし自分の鎮守府だったら、か 多分、何時秘書艦の娘に嫌われても良いように常に秘書艦引き継ぎ用の書類を用意してるんだろうな…… 635 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 04 35 13 ID pHWWRWAQ ケッコンオコトワリ勢を孕ませるには 636 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 06 50 15 ID Wvha2uYE 611 その後、後任の提督が前任者失踪のきな臭さに気づき、他の誰にも相談せずに単独でその艦娘本人にカマをかけてしまい…ってとこまで思いついた。あとはエロ成分をどう補完するかなんだよな… 637 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 07 01 31 ID e.SJEFLI 634 向こうはいつ沈んでもいいようにとか思ってそう 638 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 08 53 15 ID ugJ7i542 おっつー 嫁天龍ちゃん可愛い 639 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 11 35 34 ID gqjAKP8w 635 姉さま第一主義のうちの嫁の山城をなんとかしてくれるSSはよ とりあえず姉さまから説得してもらうように頼み込むかなぁ 633 喫煙への抵抗感があまりないのは有るな うちの婆ちゃんは女が吸うのははしたない派だが (某ストパンの主人公の設定生年月日とほぼ同じ歳なので…色々と萎える) 武蔵が運よく帰還したらマッカーサーの真似してごっついコーンパイプふかしてそう 640 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 14 28 19 ID D90dpf6Y 果たして扶桑姉様離れした山城は山城なんだろうか 641 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 14 48 51 ID e.SJEFLI 恩賜の煙草とかあったし、今でもレーションに煙草入ってるとこあるし切っても切り離せないのだ。 642 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 15 12 01 ID JcOGmmgc 640 シスコンを外したら山城に何が残るのか、と言われると… 不幸を愚痴る短髪の黒髪美人…姉様とキャラが丸かぶりだな。 まあ、姉離れした自立した?山城も見ては見たいけど。 643 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18 17 43 ID BDpI27V2 642 依存対象が変わるだけかもしれない 話変わるが陽炎の薄い本探してたらこんなん見つけた http //ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip dat=1399389192 644 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18 20 03 ID /fzklslQ 643 姉様の代わりに提督に依存してくれるかもよ。 641 艦娘は元が戦艦とかだからか煙草の悪影響を受けなさそう。すごくうらやましい。 645 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18 27 16 ID gqjAKP8w 提督依存山城・・・凄いヤンデレ臭でむせる そーいや大昔アオシマの1/700山城組み立てたなあ、今思うと凄いトラウマなのでそれ並のを・・・ 641 恩賜の煙草は吸った人の話だと辛かったらしいな 那珂ちゃん辺りが楽屋裏で吸ってそうな 646 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 22 54 07 ID /fzklslQ もしも山城に刷り込みの性質があったらってのを思いついた。誰得かもしれんが。 647 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 22 58 14 ID rSiSoCyc 職場で休憩中に携帯で如月のSS書いていて 一瞬うつらうつらとした時に、職場に如月が来るという夢を見た俺…… 最近色々ありすぎて気が滅入ってきちゃって、 今書いているSSも初期のプロットから二転三転四転して もう自分の勝手な追い詰められた鬱屈した気持ちや経験からくる何かが混じっちゃって…… それでもハッピーエンドに持っていくのが俺のポリシーだが 今書いているSSに限らず素直に幸せなだけのものを書けないものか なんかどうしても波乱を入れちゃうんだよなあ…… 648 :名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 23 52 06 ID vJAucgs2 まぁそんな時こそ睦月型のちっぱいについて徹底議論したらいいのよ 何でもいいので文月ちゃんのちっぱいください 文月ちゃんのちっぱいになりたい 649 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 02 09 ID D7fgqji. アイス以外でも煙草とかお酒でキラキラするシステムが導入されてもいいんじゃないかな。すげえアレな気もするけど。 650 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 13 56 ID FuKyLA3U ※登場する艦娘は全て20才以上です 651 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 35 08 ID D7fgqji. 650 そういやそうだったな(笑)ビスマルクはビール好きだと名言されてるけれど、やっぱりそれ以外にも艦娘によって好みとかあるんだろうな。 644みたいに煙草もノーリスクで吸えそうだし。 652 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00 44 56 ID D7fgqji. 大型艦、バケツで飲んで、バケツにリバース。 653 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 03 52 ID 6iflvcQ6 ボイス更新来たから非エロ投下する メンテ前に書いたから雰囲気違うかもしれないけどそこは目瞑ってくだち 654 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 04 31 ID 6iflvcQ6 『提督を信じてた僕が、とても馬鹿みたいだよ』 …………。 『あんなに提督を慕っていたのに、最低ですわ』 ……五月蝿い。 『私、感情表現は苦手ですけど、もう提督には嫌悪の感情しか出ないわ』 五月蝿い。 『大井っちが言った筈だよね? 裏切ったら沈めるって。まあ今の提督には弾薬使うのも勿体無いんだけどさ……』 五月蝿い! 『だからさ、沈んだ大井っちのいる海は触らないで、どこかで飛び降りてよ』 五月蝿いっ!! …………………… ………… …… 655 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 05 14 ID 6iflvcQ6 「……っ! ……っ」 口をぱくぱくさせるが、思うように声が出なかった。 自分の意識が静かに浮上した今、既に動悸は不健康なまでに著しく激しい物になっている。 自分の中では悪夢に分類されたそれは、不本意ながら脳に深く刻み込まれてしまった。 大勢の艦娘らに糾弾され、下衆を見るかのように酷く濁らせた目で自分を見限ったのち向こうへ行ってしまう夢。 背景もまた自分の今の精神状態を表すような、荒んだ灰色であった。 勿論これは実際に起きた事ではないのだが、これから起きる正夢と言う奴なのではないかと勝手に恐怖する。 ――唯の夢じゃないか。馬鹿馬鹿しい―― 精一杯の虚勢を張ってそう自分に言い聞かせ、 目から距離のある真っ暗闇が広がる天井から逃げるように寝返りを打ち、布団を頭まで被る。 明日も仕事なのだ。睡眠時間は今しかない。 それなのに……。 ――"飛び降りてよ"―― 虚勢は虚勢にしかならなかった。 布団を被ろうが瞼を閉じようが、夢の余韻は絶たれず、瞼の裏で尚再生し続ける。 寝付こうと数分そうしていても動悸は収まらない。 耐え切れなくなった自分はやがて飛び起きて軍服を羽織り、 私室を飛び出し執務室箪笥の一番動きの悪い引き出しに組み付く。 その中のまた一番奥の陰った隅に置いている物に手をつけた。 そして、多くの艦娘が眠る庁舎を抜け出した。 …………………… ………… …… 656 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 05 56 ID 6iflvcQ6 「……あら?」 大破入渠から復帰し、どうせなら添い寝でもしてあげようかと思い立ったがマルヨンマルマル。 支援艦隊として敵艦隊の隅から忍び寄るくらいに気をつけて一切の音を殺して扉を開けたが、 その向こうにはまず音を立てる物が何もなかった。 ベッドの中がもぬけの殻だ。 その文字通り脱皮でもしたみたいに、布団が乱雑に床に放られている。 今の時間はマルヨンマルマルを過ぎた頃。 休養の時間真っ只中のこの時間に私室にいないとなると。 ――いた―― 魚雷発射管を外した代わりに足に装着した探照灯が、寂れたベンチを照らす。 誰もいない、空高くそびえる敷地内の明かりが届かないそのベンチに、その人はくたびれたように腰掛けて項垂れていた。 軍帽を被らない提督が、面倒臭そうに座ったままでゆっくりとこちらへ振り向く。 「…………」 元からなのか、探照灯が眩しすぎるのか、提督は弾薬よりも目を細めて眉間の皺の明暗を強く表していた。 背もたれからは紫煙がくゆり、一層この人の今の状態が良くないことを表す。 「修復が終わったなら寝なさい」 口を開けば、普段の調子に靄がかった声が発せられた。 そんな声の提督の追い払う命令は、私の耳には届かない。 傍まで近づくと足に装備した探照灯がこの人を照らさなくなり、 月明かりさえも雲で塞がれているので視界はほぼ漆黒の青に染まるが、 見下ろすとベンチの上で小さな火が灯っているのが分かるので、それを取り上げるのに難はなかった。 案外この人は抵抗しない。 私はそれを地面に叩きつけて、艦底である丈夫な靴で踏みにじる。 「何のつもりだ」 この人の声に静かな憤りが含まれた。 玩具を取り上げられただけでそんな声に変わるなんて、子供みたい。 「また買ったんですか」 「……さあね」 この人は私の追求には応じようとしない。 斜に構えている、ように見せかけている証拠だ。 「提督が煙草なんか吸っているようじゃ、私達が提督を守る意味がなくなるんですよ」 「お前等が守っているのは国民だろ」 「提督は国民ではないと言うんですか?」 657 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 06 31 ID 6iflvcQ6 立って向き合おうとしない提督に追求はやめない。やめてはいけない。 確かに国民を守るのが私達の使命だけど、それ以上に守りたいものがあってもいいじゃないですか。 駄目だと言うのならそれは私達艦に自我を持たせた神様にでも言って欲しい。 理論の伴っていない言葉しか返せないこの人は今虚勢だけで保っている。 この姿勢を撃ち崩すべく、私は敢えて辛辣な言葉を並べ立てる。 「提督のこんな姿を他の艦が見たら、どう思うんでしょうね」 「五月蝿い」 「悩むのは誰しもあると思いますけど、それを誰にも打ち明けないで自分の体を傷つける提督は、軟弱で臆病者です。 なんでこんな人が提督なんかやっているのか甚だ疑問です」 「……っ」 斜に構えているというか、この人は逃避しているだけ。 遂にはこうして顔さえも逸らして再び項垂れてしまったこの人は、ただ臆病なだけなのだ。 この人のこういったところは呆れるし腹立たしいけど、一番気に入らないのはまた別のところにある。 658 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 07 03 ID 6iflvcQ6 「結婚までしたのに水臭くありませんか」 「お前にぶつけたって何もならん」 「提督にとって結婚とはなんなんですか。強い絆を結んだのは私の思い上がりだったんですか」 「…………」 「……はあ」 溜息が零れる。 以前からも度々提督のこうしけた姿は見てきたけど、 今のような関係ではないそれまでは煮え切らない思いのままあまり注意してこなかった。 しかし今は違う。 もうそれまでとは違い、嫌な事悲しい事をぶつけ合っても何ら問題はないはずですよね。 もっと私を頼ったらどうなんですか。 仕事の補佐をするだけの秘書以上に頼ったらどうなんですか。 「こっちを向いてください」 「……? んむっ……」 …………。 「ぷぁっ、おま、いきなり……!」 「何かあったら煙草に当たるのはもうやめてください」 「キスの味が煙草臭いのは嫌ですから」 悲しみに暮れる夜もそろそろ更けてきた。 水平線から顔を出そうとする日の淡い光の下、 隙だらけな提督の驚いた顔を尻目に、提督のポケットの中の紙の箱を力の限り握り潰した。 659 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 08 09 ID 6iflvcQ6 次 時刻はマルハチマルマル。 鉄や鋼が金槌に鍛えられ押し込まれる、耳をつんざく音が響く。 上から日課とされている開発任務の催促を消化しにやってきたのだが、 それについて自分は起床時から全く思考の一枚も重ねておらず、形式上終わらせる事しか考えていなかった。 と言うのも、艦に必要な装備は一通り揃い、 資料に登録出来ていないものといえば酷く製造が難しい極一部の精密な設計のものだけだからである。 そういったものは製造コストが資源に嵩むので、それなら今あるものでやりくりする方針で行く。 空母を例に挙げれば、普通の彗星やら流星やら烈風だけでも十二分な戦力となり得るのだから、 震電とかいうものを製造してみる気はない、という事だ。 冒頭に話を戻すと、そういった理由で自分は端から大井に適当な砲を作らせて報告書をでっち上げるつもりでいた。 時間もかからずに中型艦以下にはお馴染みの十四サンチ単装砲が一丁仕上がり、 大井も反論する様子は見受けられなかったので本題に入る。 話の内容が内容なので、自然と自分の口調は堅い物になる。 「検討した結果、大井は単装砲を捨て、九三式酸素魚雷を従来の二十発から三十発に換装してもらう。異論は……」 「あの。他の艦も、強くしてあげて?」 あるか、と問おうとしたのだが、大井から帰ってきたのは通論とも異論とも判断しかねる言葉であった。 至極穏やかでふわりとした控え目の笑みを浮かべて傾げる艦首、 そしてわざととしか思えない素っ頓狂な論点のずらし方に、たちまち自分の口調も崩れる。 「……他の艦の事よりも、第一に自分の事を気にしてくれ」 「私はもう充分強くなったからいいんです。それよりも北上さんや木曽ちゃんにあげた方がいいと思うんですよ」 確かにそういう選択肢もある。 しかし、兵装実験も兼ねて最先端を走るこの装備こそ、魚雷の扱いの練度が一番成熟した大井に託したいのだ。 それともう一つ。 身も蓋もない事なので口には出さないが、世のあらゆるところで特化型はバランス型よりも有利になるのだぞ。 大井は富士山にも届く程どんどん尖らせて行きたい。 「……そういうことなら、喜んで頂きます」 意外と素直に受け入れた大井は、早速装備換装の為奥のカーテンに向かい手をかけ、何事か振り向く。 綺麗な長髪を予兆なく さら、と揺らして振り向く大井の顔は、 その笑みに楽しげな成分がよく見ないと伺えない程度に盛られていて……。 「私の着替え、覗きます?」 阿呆な事を言ってないでさっさと済ませてきなさい。 両腕両足の装備を変えるだけだろうが。 「っふふ」 660 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 08 44 ID 6iflvcQ6 数分後、大井は戻ってきた。 魚雷は九三式酸素魚雷のままに、発射管を零式五連装発射管へと姿を変え、 それを両足に四基、両腕に二基搭載している。 大井は初めての五連装発射管が新鮮なようで、それらを手で撫でながら呟く。 「この魚雷火力、うまく使って欲しいなぁ……」 これらの発射管は開発したものではなく、 この鎮守府の戦果功績が認められて試験運用の名目で上から支給された物だ。 試験運用と言っても返す義務はないそうなので気楽なものだ。日々の報告書の作成は一枚増えるだろうが……。 自分もこの目で見るのは初めてで、大井が腕の発射管を眺めている傍で跪き、足の発射管を眺めて弄くり回す。 さわさわ。さわさわ。すりすりすりすり……。 「提督も気になります? 更にいっぱい付きましたよね、って……。 触りすぎなので提督に三十発、撃っていいですか」 「提督が艤装の検査をするのがそんなに悪いか」 「途中から艤装じゃなくて足触ってますよね」 「ついでに船体も磨こうと思ってな。お前はいつでも綺麗でいて欲しいからな」 「いい加減にしてくれないと私、本気にしちゃいますよお?」 状況によってはこの科白は昂りの材料になりそうだが、声色が威圧感を含んでいたので仕方なく離れる。 優しい目尻を貼り付けた笑みはそのままに、 眼力を強めるという器用な顔が出来る大井はいつまで経っても照れ屋だ。全く。 「朝からこんなところで盛らないで下さいね」 その言葉の裏を突こうものなら、局部に魚雷が飛んで来かねない事も考えて自粛しておく。 スキンシップを拒まれた自分は、単細胞生物の如く深く考えずにこのような科白をのたまった。 「足触っただけなのに、水臭いね」 …………………… ………… …… 661 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 09 47 ID 6iflvcQ6 「…………」 この人のセクハラを止めながらも、長い月日の付き添いの下、 昔の私が知ったら怒り狂いそうな気持ちを私は秘めていた。 私からあっさり離れながらも恥も捨てて愚直に不満を漏らす提督に、私は距離を再び縮めようと一歩前に出る。 「もう少しだけなら触っ……」 「提督!」 提督以外の者には聞こえないように発した小さな声は、大きな声に叩き伏せられた。 提督の向こうにいた声の主は、大本営からの任務通達を担当する軽巡大淀さんだった。 大淀さんが探しに来るという事は、何か緊急の通達があったに違いない。 だから、提督が即座にそちらへ意識の全てを向けるのは何ら間違っていない。 間違っていないのだが、腑に落ちない。 「大淀? どうした」 せっかく縮めた距離も、また開いてしまう。 よく考えれば私は秘書なのだから、提督と同じように私も大淀さんの知らせを聞きに行けばいい筈なのだが、 提督との戯れを妨害された挙句に一人取り残されたような処遇で、その場に立ち尽くしてしまった。 「……ああ。……ああ。分かった、ありがとう」 最後にいくつかの書類を渡してから、大淀さんは凛とした面持ちを崩さぬままその場を立ち去った。 戻ってきた提督も、気を引き締めた面持ちに切り替わっていた。 「急で悪いが、用事が出来たから留守番を頼む。午前の演習は休みになるそうだ」 「……分かりました」 何か良くない事でも起きたのかと思ったら、そんな事はなかった。 でも、午前の演習がお休みになるって事は、用事は午後までかかるという事よね。 演習が出来ない。せっかくの五連装魚雷が試せない。 残念だなあ……。 …………。 ぎゅ。 「え……?」 662 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 10 37 ID 6iflvcQ6 暫く思考が止まり、次に我に返った時には強い力で暖かいものに包まれていた。 目前にあるのは、提督の肩? 抱き締められている? 「ほら、出かけるからって悲しそうな顔しない」 「……し、してませんよ。自意識過剰も程々にしてください」 口では微動だにしない姿勢を演じつつも、 本当のところは間近で感じるこの人の匂いだとか熱だとか、 私の腕と肩をいっぺんに包むこの人の腕、押さえるように腰に添えられた手の感触が気になって仕方がなかった。 「そうか? それにしてはさっき何か言いかけてなかったか」 「提督の空耳ですっ」 「……ふうん」 ここはうるさい工廠なのに。 まして小さい声だったはずなのに。 確かに全く聞こえないような声だったら口に出す意味がないとはいえ、聞こえていたなんて。 あそこで大淀さんが来ていなければ、 多分私は勇気が羞恥心を上回ったままこの人の好きにさせていたかもしれないけど、 あの戯言をこんな形で受け止められてしまっては、時間差も手伝って羞恥心が勝る。 私は何を言っているんだろう、という自己嫌悪に滅多刺しにされるのだ。 そんな私の心情などお構いなしに、この人はいっそう抱擁の力を強める。 「勝手にするけどね。何せ昼過ぎまで帰って来られないんだから、私も補給しておかないと」 「はぅ……」 「あー、暖かい……」 急な用事ではないんですか。 こんな事をしている場合ですか。 秘書として言える事は沢山あるのに、 締まらなくなった蛇口のようにそんな事をのたまうこの人の離す気配のない抱擁に、私は……。 「……熱くなってきてないか、お前」 「っ!」 この人の声色から、口の端が天に向かっているのは容易に想像が付くのだけど、 とうに突っぱねる選択肢を失っていた私は何も出来なかった。 昼過ぎまで、出撃も演習もなく、この温もりもないのだから。 663 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 11 14 ID 6iflvcQ6 それからは提督の気の済むまでそうしていた。 それから惜しむ間なく別れて、自室に戻ろうとして私は不意にある事を思いついた。 ――そうだわ。昼過ぎまで帰って来られないって言ってたんだから、お弁当でも―― 食事なんかしている時間はないかもしれない。 手に余らせて迷惑がられるかもしれないけど、知った事か。 思いついてしまった以上、ここで何もしないという選択はない。 実のところ土曜日のカレー以外は殆ど料理はしていないけど、 カレーが作れるなら不味い物は出来ないはずだ。 そう気を持って、朝食時を過ぎた厨房へ向かう。 私の運の悪さが災いしたのか、単に食材の仕入れ作業にでも行ってしまったのか、 頼みの間宮さんは不在だった。 勝手ながら厨房を借り、何とか残っていた少ない食材を駆使して、一つの包みの開発に成功する。 成功……したのかしら。 時間もないし簡単なもので仕上げたけど。 兎に角、提督の身仕度が終わっていないかが心配だ。 包みを抱えて小走りで玄関口へ向かうと、あと少しのところで大淀さんを見つける。 「はぁ、大淀さん! 提督もう行っちゃいました!?」 「ええ、今し方出ましたけど」 何てこと。 ということは、大淀さんは提督を見送ったところか。 一方の大淀さんは、私の手に持っているもので察したようで、どう反応すべきか困ったように苦笑する。 「あら、残念でしたね……」 664 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 11 48 ID 6iflvcQ6 「作戦が悪かったわ……」 あるいは私の運が悪かったか。 机に突っ伏して腕を枕にしてそう嘆いても、提督の手元にこの包みは渡らない。 自動車だから、空母に頼み込んだところで航空機の燃料が持たないだろう。 そうして行き場を失ったこの包みを持ち、私は執務室で一人退屈の渦中に巻き込まれる事となっていた。 こういう時って、駆逐艦は他の艦と違って大人数で集まって好きに動くのよね。 でも騒がしいのはどちらかといえば好きじゃない私は、それを見習う気にはならない。 それは私だけでなく、北上さんや木曽ちゃんもまた同じ。 北上さん、大丈夫かな……って、そういえば早い昼寝と洒落込んだんだった。 普段の招集頻度は高い方だから、こういう時があれば身を休めようとするのは己の為になるだろう。 ああ、炬燵に突っ伏してぼんやりつらつらとそんな事を考えているうちに、私も睡魔に襲われていく。 姿勢が悪かろうと、こうなると今更自室まで体を動かすのは億劫だし……。 大人しめな色合いの包みを穴が空くほどじっと睨んでいたが、私の意識は段々と低下していった。 …………………… ………… …… 665 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 13 51 ID 6iflvcQ6 「作戦が悪かったわ……」 あるいは私の運が悪かったか。 机に突っ伏して腕を枕にしてそう嘆いても、提督の手元にこの包みは渡らない。 自動車だから、空母に頼み込んだところで航空機の燃料が持たないだろう。 そうして行き場を失ったこの包みを持ち、私は執務室で一人退屈の渦中に巻き込まれる事となっていた。 こういう時って、駆逐艦は他の艦と違って大人数で集まって好きに動くのよね。 でも騒がしいのはどちらかといえば好きじゃない私は、それを見習う気にはならない。 それは私だけでなく、北上さんや木曽ちゃんもまた同じ。 北上さん、大丈夫かな……って、そういえば早い昼寝と洒落込んだんだった。 普段の招集頻度は高い方だから、こういう時があれば身を休めようとするのは己の為になるだろう。 ああ、炬燵に突っ伏してぼんやりつらつらとそんな事を考えているうちに、私も睡魔に襲われていく。 姿勢が悪かろうと、こうなると今更自室まで体を動かすのは億劫だし……。 大人しめな色合いの包みを穴が空くほどじっと睨んでいたが、私の意識は段々と低下していった。 …………………… ………… …… 666 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 14 42 ID 6iflvcQ6 不定期に開かれる軍の会議にやっと終わりの鐘が鳴り響いた時、時計の時針は無慈悲にも正午を通り過ぎていた。 議題の一つ一つの話が回りくどいし長ったらしい。 おかげで尻が痛い。 正午は現代日本人にとって二度目の食事時だというのに、 鎮守府の門を通った時、時計の時針はその重要性を吐き捨てるように大幅に過ぎ去っていた。 庁舎に入り、まず持って行くように言われた書類を置いてくる為に真っ先に執務室へ向かう。 歩く足を止めず扉を叩きもせずに開けたが、自分はそれを反省する事になる。 「おっと……」 畳の中心に設置した机で大井が突っ伏していたからだ。 自分がいない執務室にまさかいるとは思わず、反射的に姿勢を正す。 それから自分は音を立てないよう細心の注意を払って扉を閉め、畳に上がり込んだ。 手持ちの書類を机にそっと置き、大井の傍に置かれている包みに意識を向ける。 これは何だろうか。 外からの手触りからこれは弁当箱だと察した。 ではこれは誰のだろう。 こんなものを執務室に持ってくる時点で候補は大幅に絞れるが、確信もない。 食事なら食堂を使えばいいのだから、大井が弁当を持つ意味が分からない。 まずこれを作ったのが大井という確信もないから、大井が寝ている手前誰に聞けばいいかも分からない。 自分が出かける直前、自分は大井から何も言われていないのだ。 どうしたものかと何気無く大井の寝顔を見やった。 「すー……、すー……」 朝の工廠で見せた、あの悲しむような寂しがるような顔はなかった。 大井は絶対否定するだろうが、 自分が出かけると言った時に見せた口角を落とした顔、気落ちした様子を表す声の抑揚のなさは、 落ち込んでいるという事が手に取るように分かりやすいものだった。 それだけにこの安らかな寝顔を見ると安堵するものだ。 その安眠を邪魔しないよう、普段よりも慎重に頭を撫でる。 「ていとくぅ……、んふふー……」 するとどうだろう。 大井は目を瞑ったまま突然口の幅を大きく広げ、大井らしからぬ間抜けな声を漏らしたではないか。 寝息がそのまま続いているから、起きてはいまい。 「おい、しい……ですか……、すー……」 夢でも見ているのか。 寝言で大体察した。 そこの弁当は手をつけてしまっても問題なかろう。 大井なりに男が持つのに合う物を選んだ気遣いが伝わってくる包みを解いてゆく。 箱を露わにし、黒塗りの箸を手に取った。 667 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 15 23 ID 6iflvcQ6 思えば、大井にさせている料理の殆どは土曜日のカレーであった。 なので大井はカレーに関しては高い練度を発揮出来るが、カレー以外ではそうはいかない。 あまり余計な負担をかけないようにと思っていたが、これはこれであまり良くないのでは、と思ってしまった。 カレーは毎週少しずつ出来が良くなっていったが、変化したのはカレーだけだったようだ。 大井の作ったであろう弁当は、不味い訳ではないが、とても美味しい、とも言えないものだったのだ。 カレー以外は殆ど演習させていないから、恐らく下ごしらえだとか、調味料だとか、火の通し方をまだよく知らない。 レパートリーが不足しているのだ。 これはいけない。 自分の為に出してもらえる飯が美味いに越した事はないのだ。 そうだ。それなら演習をしよう。 興味があって人並みに出来るくらいまで勉強した自分が少し口出ししようかと、 持ち帰ってきた書類を仕分け、少しでも時間の許す限り執務を進めながら考えていた。 勿論大井の寝息を聞きながら。 「んっ、んんん~……!」 筆を置き背を伸ばす。 もうヒトヨンマルマルだ。 午後に演習があるため、あまりのんびりしてはいられない。 「大井、起きろ」 呼びかけて肩を揺する。 大井が瞼をゆっくりと半分開いた。 起動し切っておらずという具合に、顔を上げるにも時間をかける。 「あ……、ていとく……」 目を覚ますにはまだ時間がかかりそうだが、自分は構わず用件を口にする。 「さて、時間もあまりないから、少し私と演習しようか」 「……分かりました」 本当に分かっているのか。 顔でも洗わせに洗面所へ向かわせた方がいいだろうか。 とか考えている間に、何やら大井は行動を見せる。 一体全体どういう理屈か、大井はこちらへ四つん這いで近付き、私の首に両腕を巻き付けてきた。 突然の事に自分は後ろに倒れかけたが、間一髪両手を畳に付き事なきを得る。 しかしこれは同時に、抵抗する手段を失っていた事に自分は気づけないでいた。 そして。 668 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 15 59 ID 6iflvcQ6 「んんっ!?」 なんなんだ。 何故自分は大井に唇を奪われ、好き勝手に弄られているのだ。 「ちゅ、ちゅぱ、……んん~、んぅんぅ、ちゅる……ぅ」 しかも舌を差し入れ、私の口を開けさせようと歯茎を舐め回し、歯を突つく。 混乱した自分は素直に口を開いてから後悔した。 阿呆か、自分は。 頭の中で反省文を原稿用紙に長々と書かせる暇がある訳なく、 立てこもり犯のようにいとも簡単に舌を同じものに捕まえられてしまう。 「んっ、はむ、ちゅく、んぁ、ちゅる、ふぅ……、えへへー……」 大井らしからぬ間抜けな声を漏らす辺り、まだ寝呆けているに違いない。 そんな調子の大井相手に情けない事だが、碌に抵抗もできずに気の済むまでされてしまった。 こんな事をする意図があったつもりは毛頭ないので、さっさと息を整えて止めにかかる。 大井は言っていた。朝から盛るなと。 どっちが。 「はぁ、はぁ。おい、目を覚ませっ」 口を離した時が隙と見て、倒され気味だった体勢を直す。 畳に付いていた両手を大井の肩に置いて揺らすという少々強引な手を使う。 669 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 16 59 ID 6iflvcQ6 「……ぁ、あら? 提督、帰っていたんですね」 やっと目を覚ましてくれたらしい。 これで妙な展開は静まると安堵したが、その油断が自分の落ち度だったのかもしれない。 「提督、どうして口の周りをべとべとにしてるんですか。汚いので早く拭いてくださ……」 「お前の所為だ馬鹿」 「……え? あれ、だって、提督、夜戦の演習って……」 「……お前は白昼から何の夢を見ていたんだ」 「……夢?」 大井のその呟きを最後に、見つめ合う事数秒。 きょとんと垢抜けた顔はぼっと赤くなり、困ったように目尻と口角が下がる。 大井が目を下に逸らす。 何やら口を動かしているようだが、よく聞こえない。 大丈夫か、と問おうとするその直前。 「提督の馬鹿ーっ!!」 バチコーンッ!! 「ぐふっ、大井……、私が何をした……」 Oh, ジーザス。 艤装を付けていない艦娘の底力を渾身の平手打ちで表現された自分は、盛大に体を壁に叩きつけられる。 理不尽さとデジャヴと、大井の柔らかかった唇の感触を走馬燈のように思い出しながら、意識を失ってしまった。 …………………… ………… …… 670 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 18 08 ID 6iflvcQ6 その晩。 床に就いた自分は眠るまでに多少の時間が必要そうなので、 駆逐艦イ級の数を数えるのに必死でいた。 リラックスしないと眠りには就けないのに必死とは、寝る気あるのかと突っ込まれても反論一つできない。 そう自嘲していると。 もぞもぞ……。 「!」 「夜戦……、しないんですか?」 ジーザスは言っている。 ここで引くべきではないと。 671 :2-683 大井:2014/10/11(土) 01 18 40 ID 6iflvcQ6 終わり 愛してますが聞けなくなったのは残念だよ~ 672 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 02 03 15 ID spaJNjTI おつ 時報の大井っちはものすごくはっちゃけてたなw 673 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 04 16 31 ID FuKyLA3U この野郎末永く爆発しやがってください 「愛してます」は大井改の方なんかねえ 674 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 06 18 50 ID rwEAjfPo 乙 マジで聞けなくなったのか。なんかショックだわ… 675 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 06 28 06 ID ENFVDGRY 大井さんかわいい!乙っす 674 ショックをショタに空目した 676 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 11 05 25 ID buTxlFc2 乙です 呑んだくれ隼鷹SS~艦娘集団喫煙SSみたいな一発ネタしか書けないので色々参考になります というか相変わらず大井さんかわいい・・ 677 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 11 23 17 ID V7mtq2Wc やはり古女房大井… 乙 676 長編は後から来た人は最初から読まなきゃいけないから辛いんだぜ もっともここはwikiあるからまだ楽だが 678 :2-683:2014/10/11(土) 19 11 18 ID geEd6i8c Chakuriki Wikiに海上自衛隊の食事について ・小型艦では調理するスペースが無いので冷蔵庫に弁当の形でしまっておいてレンジでチンらしい。 ・決して不味くは無いが味気無いのは否めない為、ちゃんとした金曜カレーが食べたいと思っている隊員もいるそうな。 ・質の良い食材は潜水艦に優先して配分されるらしい。 ってあるから弁当の話書いたんだけど海軍ではどうだったんだろうか まず大井が小型艦なのかもわからないけど絶対大型艦ではないだろうと思って 679 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 20 26 36 ID Ho1V9Wz. 678 まず駆逐艦、潜水艦はひどい つーか潜水艦は訓練報告書に「もっとこまめに補給が出来れば生鮮食品が食べれるので指揮もあがるぶん、戦果も期待できるからして」 って毎回書いてるレベルだったよ…昔調べた時の話 生鮮食品については今の海自も対して変わらないが、冷蔵冷凍設備が揃ってることや 冷凍野菜果物、ドライフルーツのお陰で昔よりはかなりいいらしい 大井さんは資料ないけど、古い艦だし、大きさ的にも重巡洋艦や空母ほど美味しいものがくえたとは思えない 駆逐艦と同等か少しマシレベルじゃなかろうか 後、それ小型艦といってもミサイル艇とかそんなレベルよ 680 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 20 58 15 ID buTxlFc2 677 というわけで連作続けられる方に感服する 自分なんて一発ネタでしょっぱい花火みたいなの上げるのが精一杯だしなあ 潜水艦限定だが食事だと有名どころでは http //www.warbirds.jp/truth/ijn-sub.html の後半に少し記載があるな 少ない補給拠点+長距離作戦が非常に多いのでそうなるらしい 一応小型潜水艦も同様の調理設備はあったっぽいが 681 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 21 38 21 ID 9mIiINj6 じゃあ潜水艦娘なら比叡さんに勝てるのか! 682 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 21 43 06 ID 9mIiINj6 652 語呂は良いけど冷静に考えるとひどい状況だなw 683 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 23 10 35 ID geEd6i8c 679-680 そうだったのか 要するに史実で豪華な飯が食えたのは戦艦と潜水艦だけか とすると比叡があれな理由が尚更わからない 連作言うけど俺は大井でしか妄想が捗らないだけだよ 色んな艦書きまくる人裏山だよ 684 :名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 23 59 45 ID zvbp5G3Y 長編は書くとなるとそのSSの設定とかも覚えておかないとな 後になって書いたものとで矛盾したらアカンし 685 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 01 53 10 ID cYbWPmA6 684 そういう場合って書きながら設定していくのかな?やっぱり事前に設定決めてから書いてく方がセオリーなのか。 650 駆逐艦は下戸と文字通り浴びるように飲んじゃう娘の両極端なイメージがあるな。 686 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 02 36 12 ID TvQLGtgw 680 あったけど使えるのは海上移動してる間だけで、戦闘海域では湯煎した缶詰だったらしいしのう… 683 第二次の潜水艦の食事は酷いぞ なんせ湿気が多いから生鮮食品なんで一週間ともたない、その分を他で補うためにビタミン剤支給したり、バターライスなんてのも考案してる、後固形ケチャップなんてのもあってだな。 その分所謂レトルト食品なんかは優先して配備されたそうだが→http //mukankei151.blog47.fc2.com/blog-entry-7818.html 687 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 02 39 19 ID cYbWPmA6 683 俺の脳内設定では比叡さんは元々それなりに料理ができたんだけれど、ある日金剛にイギリス流の調理方法を教わってから今みたいになったってことにしてる。 688 :2-683:2014/10/12(日) 02 46 37 ID Ff/T/eIg 685 参考までに 俺は最初一発ネタのつもりで書いてたから何も考えてないよ ただ今後もしも続ける気力が今後起きたらって事を考えて 細かい描写は意識して避けて書いてた あらかじめそういうところ曖昧にさせておけば後で書きながら設定肉付けしていける 686 あーやっぱり潜水艦は思った以上に大変なんだね…… でもここまで食品開発に力を入れてたのは日本くらいなんだろうな 689 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 03 27 55 ID cYbWPmA6 644 加賀さんなんか特に煙草に強そう。ニコチンや一酸化炭素なんて自慢の体温で焼き尽くしちゃいそうだ。…加賀さんごめんなさい。もう体温のことでおちょくったりしません。だから火のついた煙草をこっちに近づけるのはやめてください。 690 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09 27 29 ID 1isrSzc6 海軍で食で悲惨なのは陸戦隊や湾港警備隊、沿岸砲兵等の地上部隊かな 実際に居た人の話し聞いたけど兵站線が断たれると近所に展開してる陸軍同様最終的に飢餓状態になるので、軍艦に乗ってれば飯にだけは一応苦労しないのに・・・と言ってた 流石に艦これSSでこの辺ネタにするのは無いな 陸揚げした艦載砲が馴れ初めでそこの隊長とラブロマンスになる艦娘とかぐらいしか思いつかん 686 個人的にかわいそうなのはUボートの「噛みゴム」だと思う 口臭や歯槽膿漏防止等でガム常用してるサブマリナーだけどガムの原材料が入手困難になってしまったので合成ゴムの板を噛んでたそうだ 汚くなったら洗ったり拭いたりしてまた噛む… という訳で潜水艦の艦娘はよくガム噛んでるイメージがあるな 「オリョクルは(くちゃくちゃ)疲れる(くちゃくちゃ)でち!」 691 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09 32 30 ID XUYJgb1c 気持ち悪いからやめろ フィクションと現実の区別くらい付けられないのか? 692 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09 58 21 ID 1isrSzc6 691 すまんなちと筆が滑り過ぎた 今プロット状態なのが陸軍に編入された海軍陸戦隊のお話なので(あかんこの時点でやっぱおかしいかもしれんな) 南方に展開してたのは調べれば調べるほど悲惨なのでその辺は置いといてソフトにしてハッピーエンドで着地させようと努力してるんだ まあ陸で戦った海軍さんという特異な雰囲気だけでも伝わればいいんだが難しいよというかどこまで艦これ要素入れるか試行錯誤しているよ 693 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 11 41 ID 1isrSzc6 まぁ当然艦これ要素をメインにしてあとは場の空気だけ漂わせる添え物にすればいいだけかな 誰得なのは否定しないが 694 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 15 37 ID TvQLGtgw 日本は天然ゴムあったから、ガム支給には困らなかったらしいな、支給困る頃にはそれどころじゃなかったし ドイツはWW1でもゴム不足に苦しんでコルクタイヤとか使ったからしゃーない 695 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 17 55 ID JwQ3N2mU 正直史実考証とかミリオタじゃないしどうでもいいのよ 些末な設定ばかりに凝って、肝心の萌えやらエロやらがおざなりになるのは本末転倒だってのがわからないかなー 696 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 17 58 ID OP/4A0t2 あきつ丸「米を炊きながら薪の煙を出すなとか一休さんレベルのとんちを要求する陸軍に比べれば海軍はまだましであります」 697 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 43 21 ID 68FuCRfc 艦これがきっかけで軍や歴史を調べて色々詳しくなってる人もいるとは思うけど、 たまについていけない話題もあるからあんまり濃い話題は控えて欲しいや 小説にそういう話を組み込むこと自体は面白いと思うけど雑談はもうちょいライトなのがいい 698 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10 43 37 ID T0Y6of5w 695 こういう雑談からネタが生まれることもあるしねぇ、大体原作がある程度史実ネタ入れてるしな 現状に問題提起なり規制するなら、ここじゃなくて議論スレでやってほしい 699 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 11 31 44 ID 1isrSzc6 695 そりゃ史実ネタは入ってても全然関係の無い世界観だから全くもって至極当然です正しい でも自分はミリオタ崩れ(四次資料すら持ってない)上天邪鬼な性分なのでエロ前の語り1割+エロパロ9割の前者の部分に人が誰もやりそうにない 自分の趣味嗜好をぶち込んで自爆してしまうのでもしSS見かけたら嗤ってやってほしい しかし残りのエロ難しい!パロに全力投入だっ!とエロ薄くなってしまうのが力量の無さで恥ずかしいよ全く ちなみに海軍陸戦隊にいった人の話は艦これやるまで思い出しもしなかったので艦これには感謝している エロじゃないけど http //www.geocities.jp/tokuyaro/haguro0.html 艦これメインの筆者じゃないそうだが個人的にはこれにエロと萌えを充分投入したぐらいが理想かな 697 698 自分が言うのもなんですがこの辺でおいときましょうか 色々スレ荒らしてすいません反省してます 700 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 14 24 41 ID cYbWPmA6 698 おかげで艦娘の料理の腕前=元の艦の台所事情というのは間違い(ソースは 683)ということもわかったしな。 話変わるけど提督をハメるために艦娘が料理とか飲み物に何か盛るってシチュは意外と少ないんだよな。 701 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 15 05 36 ID 4KpKRdR. 少ないというか今まであったっけ? このスレで 割と考えやすいシチュだと思うけど確かに見ないな 702 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 15 22 29 ID LU2N3iVE 前にあったSSにあったけど、艦娘自体腕っ節が強いからなんじゃないの? それならモノに頼らなくていいんだし。 703 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 17 33 26 ID TvQLGtgw 702 腕っ節に自信のない駆逐艦が盛ったのはある http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/565.html 後は成る程提督に媚薬…そういうのもあるのか的なやつ http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/566.html 後は例のベッド下祥鳳さんも盛ってた 基本艦娘側が盛っても騙して悪いがにしかならんからねぇ 704 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 18 30 13 ID fKitAALM 艦娘の力でだいしゅきホールドされたらジークブリーカー状態になるのでは あれやな、艦娘側が自ら力弱くするためにあえて薬使うのもありだな。 少なくとも前の地上では最強提督は薬使わざるをえない 705 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 19 10 24 ID cYbWPmA6 704 艦娘はそういうことわかっててきちんと力の加減をしてる気がする。…長門は力いっぱい提督を抱きしめてくれそうだけど。 706 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 40 21 ID LU2N3iVE 二次創作の提督って、外見は男や女、ロリショタに動物までいろいろいるけど、性格は多くが似たようなのばかりで艦娘みたいに個性的といえるキャラは少ない気がするのだが… 艦娘と絡ませる以上、作者の扱いやすいキャラのほうが好まれるのだろうか? (エロ系の作品の提督に個性を求めるのも野暮だと思うけど) 707 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 41 17 ID IHwyIGrM そもそもサイズ的に人間サイズなのか? 艦載とかできないだろそれじゃあ 708 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 47 21 ID TvQLGtgw 706 濃すぎると提督メインになるからではないだろうか? 誘っていたが、冗談としか思われずけんもほろろな対応をされた龍田ついに薬をもる 709 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20 53 54 ID kmTEIs4E 艦娘の腕力というのも実艦の馬力基準にしちゃうと割ととんでもない事態が多発することになるので要注意…… 710 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 10 54 ID JFB..AQ6 媚薬が必要な場合を考えて見る 「やっぱり、初めては提督から求めて頂きたいので……」 誘い受け希望な場合 「逃げられないって言ったでしょ? 全部出しちゃいましょう、子種」 浮気と勘違いされた場合 「姉様を正気に戻すため……、提督に執心するなんて姉様がおかしくなった……、だから、気づかせないと……」 ただのメンヘラ 「なんでや、なんで起たへんのや。おかしいやろ、ウチ、こないアピールしとるのに、なぁ、なんでや? せや疲れてるんやろ、明日は任せとき、ウチが全部片付けたるさかい。やから、やから、明後日になったら一つになれるって、愛してくれるって約束してや。 なぁお願いや、やないとウチ、おかしくなってしまいそうなんや。胸の奥でコレはなんて呼ぶんやろ。 分からへん。分からへんのや。抱きしめて、口づけ交わしてしたら、そしたら良くなると思うんや。やから、」 提督が巨乳じゃないとダメだった場合 711 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 17 33 ID 9x0blzwQ 自分が書いてるのはほとんど自分の性格や考え方、経験とか入れてるな ただ自分を出しすぎているとどう考えても好かれるわけがないって感じと自覚しているから 一応それなりに美化してたりもする 醜い点も話に上手に盛り込めるならそれはそれでいいかもしれないが 712 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 38 56 ID IHwyIGrM そういうのを口に出すのはやめろ 713 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21 54 37 ID cYbWPmA6 709 艦娘にセクハラするのって命がけなんだな… 714 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23 16 54 ID OP/4A0t2 濡れ場のリハビリがてらに書いた駄文ですが投下します ※キャラ崩壊してるかも ※独自設定っぽいのあり 海沿いのある町の、その外れにぽつんと佇むコンクリートの小さな建物。 訪れる者のいないこの建物に提督が一人と艦娘が一人、ひっそりと暮らしている。 それほど大きくない町の、更にその郊外だけあって、周りには海以外何もない。 とは言え、別にこの提督が極度の人嫌いだとか、人目を憚るような訳があるとか、極秘任務に就いているとかいう訳ではない。 いや、任務と言えばそうなのだが― 数か月前、人類は深海棲艦と無期限の停戦状態に入った。 深海棲艦側としては、既に人類に対抗するだけの組織も、それを維持するだけの兵站もなく戦争を継続するのが困難になった。と言うのが一番の理由だ。 開戦当初こそ人類に対し攻勢に出ていた深海棲艦だったが、当初の計画よりも早く、そして広範囲に拡大した戦線は、やがて兵站の限界を超えてしまった。 その上緒戦の勝利によって徐々に現場至上主義が蔓延り、司令部を無視しての更なる戦線拡大が恒常化し始めた。 しかしこうした野放図な戦線拡大がいつまでも続く訳がなく、やがて最前線でも補給が滞り始めると、孤立した前線の艦隊は真っ先に人類側反攻作戦のターゲットとされた。 人類側の高度に組織化された軍隊や、大量投入される艦娘やその他の兵器、それらを維持するだけの生産力と兵站管理能力の前にこうした艦隊は次々と掃討され、 各海域で戦線の崩壊が起こると、士気低下や補給の停滞、更に現場至上主義の弊害として命令系統が混乱。 平然と命令無視や残党の軍閥化が頻発し、もはやだれが敵なのかも分からなくなってきていた。 こうして四分五裂した深海棲艦は急速に弱体化、戦争の継続はおろか、上層部はまともに命令に従う戦力がどの程度残っているのかも把握していなかった。 ―上層部もまた、そうした問題より自分の軍閥の拡大に重きを置いていた。 こうして始まった泥沼の内部抗争により人類との停戦を申し入れ、人類側もこれに対していくつかの要求をのむことを条件に停戦に応じた。 結局、戦争という行為に関しては、有史以来それを繰り返している人類の方が一枚も二枚も上手だったという事だ。 この停戦により各地の鎮守府や泊地とそこに溢れかえる提督や艦娘はその存在意義が薄れ、多くは除隊か、沿岸監視の名目で各地に飛ばされた。 その沿岸監視とは名ばかりの飼い殺しにあるうちの一人が、この小さな建物に暮らす提督である。 715 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23 22 48 ID OP/4A0t2 「おはようございます提督。ご飯にしましょう」 その飼い殺し提督と一緒にいるのが、今や彼の艦隊に唯一所属している艦娘となった伊勢であった。 戦後、他の艦隊に引き抜かれたり、自ら希望して解体され、普通の女性として除隊した者達が多い中、彼女は最後まで艦隊に残っていた。 「ああ、用意してくれたのか。済まないな」 寝ぼけ眼で小さな卓袱台に並べられた二人分の朝食を見て、提督は申し訳なさそうに言う。 「気にしないで。さ、食べましょ」 伊勢はそう答えながら提督を促し、自分も卓袱台の前に座る。 「「いただきます」」 二人向かい合って朝食をとりながら、提督はふと伊勢を見つめる。 「どうしました?私の顔に何かついている?」 「いや、見慣れたと思ったが、艤装をしていないと小さく見えると思ってな」 最近、伊勢は艤装をしていない時間が増えた。 以前の様に戦う事がなくなったので当然と言えば当然だが、身軽な今の姿は彼女を妙に小さく見せる。 やがて食事を済ませた二人は一緒に食器を洗い終えると、それぞれの業務に就く。 といっても大したものではない。 伊勢は外していた艤装を装備し、浜辺に出て瑞雲を発進させる。 名ばかりとは言え沿岸一帯の監視が任務である以上、日に何度かこうして哨戒を行い、ついでに感覚を忘れないために自主訓練を行う。 提督は周辺の見回りや施設内の保守点検、昨日までの報告の作成、時折司令部で行われる合同演習や図上演習等が仕事となる。 勿論、どちらも一日中やっている訳ではないため、他にやることがあるとすれば施設内やその周辺の清掃、海岸のゴミ拾いぐらいだろうか。 それでも陽の傾き始めるころには大体が終わってしまう。 飼い殺しと呼ばれる所以はここにある。 何重にも警戒態勢が敷かれ、無条件降伏に近い条件を呑ませて停戦した今、 深海棲艦が近海まで現れることはなく、辺鄙な田舎町の郊外で事件など碌に起こる訳もない。 一度砂利道でパンクしていた車を見つけ、ジャッキを持ってきてタイヤ交換を手伝ったこともあったが、精々その程度だ。 無論、こうした業務に大した報酬がある訳でもなく、 提督には最低限の生活物資の補給がある代わりに、戦時中に比べれば雀の涙ほどの給与で糊口をしのいでいる。 716 :名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23 26 41 ID OP/4A0t2 この日も何ら変わりなく、西の空がオレンジ色に染まるころにはすべての業務を終えて提督が風呂を、伊勢が夕食の準備を始めていた。 こうした代わり映えしない日々や旨みの無い待遇に嫌気がさして除隊するものも多く、軍縮を迫られている上層部としてはそれが狙いでもあった。 「さて、今日も一日平和だったな」 提督は風呂を洗いながらこの頃この時間の口癖となった言葉をつぶやく。 伊勢からも特に何の異常もなかったとの報告を受けているが、そもそも異常があったためしがない。 「……これなら辞めたくなる奴が多いのも分かるな」 そう言いながらも提督はそのつもりは無かった。 それから暫くして、風呂の準備が整うとほぼ同時に夕食も完成した。 いつも通り、二人ともまずは先に風呂に入り、それから夕食となる。 普段なら二人分の食事が並ぶだけの食卓に、提督の懐では少し無理をした銘酒の小瓶が置かれている。 「「いただきます」」 いつもの通りの夕食に加えてコップ酒が追加された卓袱台。 しかしコップは三つ出されていた。 三つ目の前には何人もの名が刻まれた位牌が一つ。 今日はかつての仲間の命日だ。 戦争末期、深海側最後の抵抗とされた激烈な戦闘があった。 練度の足りない新兵たちまで駆り出し、補給も受けられないままに戦いを挑んだ深海棲艦の敗北は最早目に見えてはいたが、 それでもいくつかの艦隊との間では死に場所を求めたような古参兵の猛烈な抵抗に遭い、少なからず損害が出た。 その損害の一つが、この提督の艦隊。 そこには改装を終えたばかりの伊勢の妹もいた。 それからすぐに戦争は終わった。 仇討ちも弔い合戦もなく、その機会は永遠に失われた。 そして今、こうしてその死を悼むことが残された二人に唯一出来る事だった。 ここを編集
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テーブルは 縦棒で くぎります
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+前書き 35 :名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 23 50 03.86 ID LFfPHuDn 避難所および前スレにて、大和SSに感想ありがとうございました ふと思い立って、全く同じシチュで相手を大和から武蔵に変えてみました。 提督×武蔵。 36 :35:2014/06/09(月) 23 50 41.85 ID LFfPHuDn 「で・・どうなんだ?私のおっぱいは気持ち良いのか、提督よ・・」 俺の勃起した竿を見えなくなるほどにその柔肉の間に包み込んだ巨乳が、その持ち主の手で左右から圧迫され、上下にやや乱暴に擦られ、ふにふにと形を変える。 温かくも柔らかい感触に包まれているだけで達してしまいそうになるというのに、竿だけでなくその付け根にまで伝わるたぷたぷとした重量感、 精悍に日焼けした野性味のある肌が絶えず自分のそれを擦り上げる刺激の心地よさといったら、慣れ親しんだ自分の左手などとは比べ物にもならない。 「む・・少し動いたな。多少は感じてもらっていると思って良いのか?これは」 群青の絨毯の上にひざまずいてふくよかな両胸を露出して、革張りのソファに腰掛け下半身を露出した姿勢の俺の相手をしているのは・・世界史上最大級戦艦、武蔵。 「じゃあそろそろ、口で遊んでやるとしようか。・・喰い千切ろうというんじゃないんだから、そんなにビビるな」 俺の答えを待たず、あむ、とその引き締まった唇の間に、挟んだ胸の先に突出していた肉棒の先端をくわえ込む武蔵。 胸とは違った水気ある温かさに包まれた感触。男と口づけなんてしたこともないような、ある意味でピュアな唇に先端をちゅうちゅうと吸われるたび、ぴりぴりした快感が背骨を昇る。 「あ・・ちょっと・・・っ!」 思わず俺は腰を浮かせ、亜麻色の髪が左右に小さく跳ねるようにまとめられた彼女の後頭部を掴む。育ちの良い犬を思わせるふさふさの手触りが、やがて上下に揺れ始める。 「ちゅぱ・・む・・ちゅっ・・・ぺろ・・・あむ・・はむはむっ・・・ちゅうぅ・・ぱくっ・・・」 「う・・っく、うぁっ・・・!」 裏筋をなめ上げる。軽く歯を当てる。指先で袋を包みこみ、やわやわと揉む。親指と人差し指の輪で、ちゅっちゅと上下にしごく。 おっぱいでの挟み込みから口と両手での包み込むような形の責めに変わり、肉棒の先端から睾丸の末端まで次々と与えられる贅沢は、もはや相手をも認識できないほどに気持よく、 「へえほふほ、ひもひいのふぁ?」 言葉になってない、吐息が熱い。くすぐったい。視線が恥ずかしい。 「む、武蔵・・・・ちょっとストップ、またイッちゃいそう・・だから・・」 「・・ふん、この程度の責めで情けないことを。・・そんなコトでこの武蔵を、本当に楽しませてくれることが出来るんだろうな・・・」 胎内から湧き上がるような熱くて甘い吐息を帯びた彼女の睦言が、耳朶から脳を直撃し、匂い立つ感触に囚われたままの腰ががくがくと震える。まだだ、まだ我慢できる・・と思いたい・・。 軽く汗ばむほどに熱を帯びてきた彼女の、南方の華のような特有の肌のにおい。それ以上に熱い愛情、劣情、攻める楽しみと快感がないまぜとなって陶然とした雌の上目遣い。 肉感のある両胸の先、彼女自身の意志と興奮を示す、ぷっくりと淫らに膨らんだ武蔵の胸先。そしてだらしない俺の先走りと彼女の唾液を受け止めて、淫靡にてらてらと輝く唇と指先。 デスク上の黄色がかった光のみが照らす深夜の執務室内、俺の眼前に展開されているその光景は、俺にとって一生忘れられないものになるだろうという確信があった。それほどエロかった。 そんなコトの始まりは、数分前に遡る。 「ふー・・。俺一人じゃ重くて、さすがにちょっと君の部屋までは運べないよ。自力で歩けるようになるまでここ、執務室で休んでてくれ」 幸い、新品の革張りソファセットを卸したばかりだった。お偉いさん来客用のつもりだったが、まさか最初に酔った部下を介抱するような使い方になるなんて。 「何だと?提督よ、お前はそれでも海軍軍人のつもりか?基礎体力訓練ははりゃやよふにゃはれ」 いくら自分の歓迎会だからって酔っ払いすぎだろう、後半のろれつが怪しすぎる。まあ、ほとんどの艦娘が撃沈したなか、最後まで粘ったには粘ったのだが。 「そうだな、摩耶なら喜んで手を貸してくれたか。声を掛ければ良かったな」 軽い冗談にギラリと睨みつけてきた武蔵が、俺の方をていやとソファに蹴り捨てた。酔っててもさすがの怪力、逆らいようがない。 そのまま全身で拘束するかのように身体にのしかかってきて、いつもの座った眼で俺の顔面を至近距離から睨みつけながら口を開く。 「なんなんだお前は。大した活躍もしないで速攻で沈んだ艦の戦歴なんで知ってんだ。マニアか。軍艦マニアなのか」 吐息がすこし・・いやかなりお酒くさい、しかしそれがまた色っぽい。眼鏡の奥の目が怖くて声が低いのはいつも通りだが、より迫力がある。怒ったのか。活躍が少なかったことはやっぱ気にしてるのか。 「いや、まあ・・マニアというか、俺は武蔵という艦も結構・・・というか、かなり好きなんで・・・・」 大艦巨乳主義の象徴のごとき柔らかいふたつの膨らみが、俺の胸のあたりを圧迫する。うっかり見慣れてしまいそうになるが、先端部を隠すだけのようなサラシオンリーなのは周知の事実。ズレやしないかとこっちがどきどきする。 「・・大和に匹敵する排水量と攻撃力、特に膨大な敵の攻撃を単艦で引き受けておきながら数時間の航行を可能にした圧倒的防御力、まさに帝国連合艦隊にとっての最終秘密兵器・・」 ちょっとリップサービスを含めてみるが、眉間にシワを刻んだジト眼は微動だにせず『それで?』と無言で先を促す。超怖。 「・・・・えっと・・美人だし、ワイルドな態度の中にも知的な魅力があって・・・・・あと、おっぱいがとても大きい・・・・」 「はぁ?」 乳を押し付けていたのに気づき・・・だがそんなことどうでも良いかのように、ゆっくりと上半身を起こすと彼女は言った。 「・・どこを見てるんだお前は。こんな邪魔なもんがそんなに好きなのか」 呆れ返ったような顔で、自分の巨乳を片手でむにむにと無造作に揉む武蔵。しかしソファの上でまたがった姿勢は変えてくれなかったので逃げようがない。 つーか・・酔っていたとはいえ、なんて事を口走ってんだ俺は。 マウントでフルボッコにされて済む話ならともかく(それはそれで死ぬかも)、最大戦力の彼女と今夜のことをもやもやと抱えたまま「イッテキテネ」「オウヨ」みたいな気まずい関係を続けるのは・・ うわぁ避けたい超避けたい。取舵いっぱい全力回避したい。 「・・・・・・・ま、そこまではっきり言う勇気は認めてやろうか。私に一回ぶん殴られたら二回半は死にそうな細身でありながら、私が女として魅力的だと言い放ったお前の度胸は、な・・」 ちょっとだけ赤くなったような顔に『しょうがねぇなコイツは』というような表情を浮かべる武蔵。あれ、なんか変なハナシに転がりそうっぽい? いや別に今でもおっかないっつーか、あれでもなんかちょっと可愛いような気がしてきた。何故。 「貧弱な腕で、助けてくれようとした借りもあるしな。・・よっし。特別に、今夜はお前の女になってやる!お前が目をつけたこの武蔵のおっぱい、伊達ではないぜ!!」 眼に力を込めたまま、魅力的な谷間を飾るサラシの結び目を解きはじめる武蔵。やがてふわりと落ちたサラシの奥から、乳首もあらわな褐色肌の生おっぱいが、俺の眼前に解き放たれた。 いやいや酔っぱらい杉だよこのお姉さん!憲兵さんタスケテ!!つかまじでおっぱいすげぇ! そのまま俺のズボンのベルトをぐいと外し、チャックを開けもせずパンツごと引きずり降ろし。俺の既に熱く滾ってしまった肉棒が、涼しい外気と彼女の好奇の視線の先にぶるんと晒された。 「さあ、たっぷり可愛がってやるぞ、提督よ・・・・」 股間に話しかけるような彼女のしぐさには、もはや完全な戦闘終了まで引くつもりなど全く見えない。 一瞬で混乱と興奮の極みに達した俺の頭に浮かんだのは、『注意一秒、ケガ一生』という意味不明の警告文だけだった。 艦隊司令部に入電。 我、夜戦に突入ス。 「武蔵、ちょっと・・体勢、変えよう。気持ちよすぎて長くは持たないし、」 というよりも。 「終わってしまう前に、武蔵の身体も味わわせて欲しい。・・ダメか?」 ちょっとはっきり言いすぎた気もするが、そこまで考えるほど理性に余裕が全く無い。 「・・・提督・・・?」 俺の言葉に一瞬、目を丸くした武蔵だったが。 「・・構わんぞ。今夜はお前の女になると言ったはずだ。こんな身体でよければ、・・好きにするがいい」 ちょっとだけはにかんだような表情で視線を外し、彼女はそう答えた。なんでか分からないが、今夜は完全になんでもアリらしい。てかやべぇマジかわいい。 息子に先を越されてしまった唇と谷間には、ちょっと攻めこむのに躊躇がないでもない。蒼い絨毯の上に半裸の彼女を組み敷いた後は、本能の命じるまま、彼女の柔肌、右の脇の下に顔を埋めた。 「ん・・・何を・・」 そのまま思い切り、息を吸い込む。日当たりの良い縁側の猫のような独特の匂いが、俺の鼻腔から肺腑を満たし、興奮の極みにある心を酔わせる。不快感なんてあるはずのない、良い匂い。 「こ・・ら、提督よ、そこ、くすぐったい・・ぞ・・」 言葉を無視して、舌を這わせる。若干ぬるりとした感触の奥に、ざらざらとした肌の触り。酸味の汗の味の向こうは――甘い。とてつもなく甘い。 「あはん・・こら・・・・おい、てーとく・・っ・・そんなところ、ゆっくり・・・舐めるなぁ・・・っ・・!」 「武蔵のここ、甘くて美味しい。ずっと味わってたいよ」 スリムな脇腹のあたりから脇下をガッチリした二の腕付近まで大きく舐め上げると、再び彼女の嬌声が響いた。 そのまま、何度も、何度も。味わい、嗅ぎつくしながら、強さと女性らしさが同居する肉体の脇下を犯し続けた。 彼女の身体がぴくぴくと震え、上をむいてなおツンと主張する乳首が、波打つ乳房の上でふるふると揺れていた。 「あ、そうか・・こっちも、触って欲しいよね」 「提督・・あぁ、触ってくれ・・この武蔵の胸・・・・今夜は、好きにしていいぞ・・・・・・・」 眼鏡の奥のいたずらっぽい目で、必要以上に挑発するかのような彼女の卑語は言葉足らずだったが、かえってそれが劣情を刺激してくる。 ぴんとそそり立ったままの左乳首を、そっと口に含む。再び口中に満ちる、武蔵の味。 「――はっ・・ぁ・・・」 こりこりとした感触。そして周辺の肌とは全く異質の、すべすべの滑らかな舌触り。良く考えると武蔵には似合わないような、それでいてどこかしっくりと来るような、母性の器官。 その魅力にまるでこちらが吸い付かれたかのように、転がし、ねぶるのを止められない。なめらかなままに固く感触を変えていくそれを、尖らせた舌先で、湿らせた唇で、必死に愛撫する。 「やあっ、あっ、はぁんっ!いい、気持ちいいぞ、提督・・っ!」 口と左手でそれぞれの乳首を愛撫し、つまみ上げ、こりこりに尖らせて擦り上げ、いつまでもびくびくと感じさせて。 やがてその先からじわりと、独特の味をした何かが俺の口中に広がって・・いや、そんな幻想を靄のかかった頭に覚えるほどに、俺は武蔵の両乳首を延々と攻め立てていた。 「う・・くっ、ていと・・くぅ・・・」 眉根を寄せた表情のままでカタチの良い顎を高く反らして、がくがくと震えながらも欲望を解放しつつあるような武蔵の右手が、いつの間にか――彼女自身の秘所から、じゅっ、ちゅっ、と湿らせた音を立てていた。 それに気付いた瞬間、自分の未熟さに、軽い嫌悪感を覚える。そうか、そんなに焦らせてしまっていたなんて。 「武蔵」 「あ、提督、これは・・違う、いや、違わないのだが、その、・・」 そっと彼女の手をどけて、ひくひくと震えるその秘唇に、俺は顔を近づけ――ゆっくりと、舌を差し込んだ。 「あっ、はああぁぁぁぁぁっ!!」 一際高い嬌声が、部屋を満たした。 「んっ、むっ、ちゅううっ・・・ぷはっ、ひぁぁ、くあぁっ、うぁぁ・・」 先ほどと同様に、いや先よりも一心不乱に俺のものに口で奉仕する、武蔵。 執務室の柔らかめの絨毯の上、仰向けに寝転がった俺の正面には、上方視界いっぱいに広がる赤いスカートの内部・・下着を脱ぎ捨てた彼女のヒップと、あられもなく両足を開いた状態で差し出されたどろどろのヴァギナ、ひくひくと震えるアナル。 秘所を同時に口と舌と指で攻める、これ以上ないほどに淫靡な形で、俺と武蔵は互いに愛し合っていた。 「んむ・・じゅる・・ここも美味しいね、武蔵・・それに、すごく綺麗だ」 「か、感想なんか、言うな・・すっごい恥ずかしいんだぞ・・・・・はむ、れろ・・そっちこそ、先っちょがぬるぬるで・・・・あん、そこ、やあぁっ・・」 ひくついた排泄腔のあたりを軽く指先でなぞりつつ、若干ごわごわとした和毛の感触をも楽しみながら、武蔵の秘所を吸い上げ、愛液を味わう。 「あぁうっ!」 びくり、と彼女の身体が揺れた。脇下を攻めた時に似た、しかし比べ物にならない程にくらくらと意識を犯し、痛いほどに心臓に早鐘を打たせる、彼女自身の匂いを凝縮したような、さらさらの蜜の味。 アナルに軽く舌を差し込み、きつい括約筋を味わってみる。 「こらぁっ!そこは、そんなぁっ・・・・あ・・・」 充血した谷間を、鼻先で下から上へと撫でてみる。 「うあ、ひぁ、なにやってんだあぁ・・・っ」 ぷっくりと膨らんだ陰核を、お返しにと軽く歯を当てつつ舌でこしこしと扱いてみる。 「ひぁぁぁぁっ!そ、それダメあぁぁぁっ!やめろぉぉっ!」 そのたびに武蔵は気持ちよさそうな声で俺の股間のものを震わせて、ひくひくと動く肉壺からとくんと新たな蜜をふとももに伝わせる。 行為に興奮した武蔵の責めもより情熱的になり、俺の屹立した肉棒を手袋を嵌めたままの指と舌とで容赦なく責め立ててくる。 そしてそれに促されるように、俺は再び彼女の秘所に口をつける。互いの身体を電流のように奔る、甘い快楽の循環。・・しかし。 「・・くっ、武蔵、もう・・・・くあぁぁっ!あっ、あぁ・・・っ」 白旗を上げたのは、俺のほうだった。 射精の絶頂感、幸福感が意識を白く染めてゆく。武蔵の口内に、こらえてきた分の全てを、大量に何度も放ち続ける。 しかし武蔵は決して口を離すこと無く、そのすべてをきつくきつく吸い上げ、飲み干していた。 「んく・・ごく・・・・・はあ、ごほ・・・・喉に引っかかるな、これは・・・・でも――私の身体なんかでそこまで感じいってくれたのは、嬉しいぞ。提督よ」 飲んでくれたのか・・とぼんやりと思いながら脱力した俺の鼻先から顎までは、大きな果実にかぶりついた子供のように、彼女のもので濡れきっていた。 そしておそらくは、武蔵も同様であるはずだった。 眼鏡掛けたままではあったが。 「提督・・そろそろ、こっちでも・・遊んで欲しいだろう?」 ゆらりと立ち上がった武蔵が、俺の身体に跨ってきた。 濡れた秘裂を自身の指先で開き、かすかに糸を引く蜜を、半勃ちの息子の先端に垂らしてくる。 そのあまりの淫靡な光景に、先ほど達したばかりのはずの俺のそれは簡単に二射目を装填してゆく。 やがて武蔵は待ちきれないと言わんばかりに、勃ちかけた俺のものを以外にも細くてひやりとした指で握ったかと思うと、その上に、ゆっくりと――腰を、下ろした。 「・・・っ!」 灼熱の感触が、ぬるりと。きつく、きつく。 「うあぁぁっ・・て、提督のが・・あたしの、なかに・・・入って・・・・!」 普段からは想像も出来ないような震えた声を上げた武蔵が、ゆっくりと上下に動き出した。 ぎちゅ、くちゅ、という水音、媚肉のぶつかりあう音が、リズミカルに室内に響き始める。 「ふふ・・・どうだ・・武蔵、御殿の、内装、は・・うあぁぁっ!き、気持ち良いか・・?」 ぐちゅぐちゅと大胆に動く武蔵の腰の中、別の生き物のように締め上げ絡みついてくる膣内に性器が擦られて、有り得ないような快感に意識が飛びそうになる。 「っくっ・・ああ、最高に・・・っ、気持ちいい、武蔵・・・っ」 だが。一度は達した分か、少しは余裕が無いでもない。 「あっ・・・・?!」 ぐいと腰を持ち上げて、こちらから突き上げ始めて見ると、武蔵は気持ち良さそうに褐色の胸をふるりと揺らした。 「武蔵・・今度は、俺の番だ」 本能のままに両手で腰を掴み、武蔵の奥の奥まで突き挿すように何度も何度も突き上げる。 「ああんっ!き、きもちっ良いっ、あはぁんっ、てい、と、くっ!!」 もはや完全に『女』になって感じてる彼女の姿が、今はとても愛おしい。 彼女をそっと濃紺の絨毯の上に倒し、ちゅるん、と性器を引き抜いた。 びくりと一瞬震え、微かに震える脚をだらしなく開いたままの彼女の眼鏡の奥には――どうして止めるの、もっとして欲しいよ、という少女のような瞳の、無言のおねだり。・・・たまらんな、コレは。 「武蔵・・・ちょっと、後ろを向いてごらん」 「・・・・・そうか・・・更に、気持ちよく、なるのだな・・・?」 執務室のソファに裸の上半身を預け、恥じらう気持ちを上回る快楽への欲望に高く差し出された褐色の尻肉。それを両手で鷲掴み、菊座の下、濡れそぼつ性器に、自分のものを――一気に、突き立てる。 「うああああっ!」 挿入の快感に震えた汗ばむ背の下で、ぶるんと大きな胸が揺れるのが見えた。その声と姿に劣情を限界まで刺激された俺は、何度も何度も、武蔵の尻に音を立てながら自分のモノをぶつけ続ける。 「武蔵・・・武蔵、可愛い、・・・武蔵・・・っ!」 「はぁあっ!提督、好き・・大好き、提督・・ぅ・・・!」 武蔵も快感に蕩けきった声でありえないことを鳴き叫びながら、レザーのクッションにぎゅっと両手で皺を寄せ、更なる快楽を貪る獣のように高く差し出した尻を自ら振り続ける。 「あ、や、もう・・イッちゃうよぅ・・あん、やぁぁ、ああああああああっ!」 「・・・・・・っ!」 褐色の肉感的な腰を逃がさないように抑えつけ、びくっ、びくっ、とキツい収縮を何度も繰り返す膣内に、前屈みになって思う様白濁液をぶちまけながら。 ――超弩級戦艦てのは、やっぱりみんなこんなにエロいのだろうかと、またしてもどうでも良い思考が頭に浮かんでいた。 その日のこと自体は、特に誰かに悟られたということはなかった。 武蔵も翌日から後腐れも照れもなくテキパキと働いてくれて、活躍必至の意気込みに恥じぬ結果を見せてくれていた。 そしてとてつもない量の資材消費、艦娘視点でいうところの食欲・・・・も、常のことだ。 俺がなんとか資材のやりくりをこなしているうち、彼女は簡単に鎮守府に馴染んでいった。 あの日から、変わったことといえば。 週に一度程度の割合で―― 「提督!さぁ、MVP艦たる武蔵の凱旋だぞ!・・・今夜もご褒美は、期待していいのだろうな?」 ヒューヒューと囃し立てる他の艦娘たちをも全く意に介さない、ワイルドな美女のお相手をさせて頂く栄誉を得たことくらいだった。 (おしまい) +後書き 42 :35:2014/06/09(月) 23 56 39.53 ID LFfPHuDn 以上連投失礼しました。 たけぞう好きの同志はあまり居ないんですかねー 個人的には結構面白い人なんじゃないかと思うんですが これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「そんな、こんなことって?!」 「や、ヤバっ! まずいでコレは!」 軽空母2名が悲鳴を上げる。実戦経験がほとんど無い新人たちの実地訓練を兼ね、北方海域の 巡視任務についているこの戦隊。その引率役として提督から指名された二人はそこそこ以上の経 験の持ち主であり、それゆえにこの状況の危険さを理解していた。 彼女たちが放った艦載機による先制第一波。本来ならこの一撃で敵艦隊は半壊だ。個艦として も傷つき、隊列も乱した状態の敵艦隊は経験不足の艦娘たちにとっては絶好の訓練目標。そうし て新人たちの実力の底上げを、という意図で送り込まれたこの戦隊だったのだが……。 送り込んだ艦載機たちは、いったいどうしたことか、ほとんど何の戦果も上げることができな かったのだ。体力の衰えもなく、戦列も乱さず、急速に距離を詰めてくる深海棲艦たち。本来は この海域はかなり精強な敵が潜むエリア。経験不足の駆逐艦娘・軽巡娘たちにどうにか出来るよ うな相手ではない。 「こうなったら……ウチらのせなあかんこと、解っとるな!」 「は、……はい! 私達で少しでも奴らを食い止めましょう」 脆い武装、乙女の柔肌。それでも己の武装の使い方もよく解っていない彼女たちよりはまだマ シ。自分たち二人が蹂躙されるのは覚悟の上、せめて彼女たちを少しでも逃してやらねば。まだ 幼なさを残す軽空母2名の横顔に悲壮な決意が浮かぶ。 敵の先頭艦の、そしてそれに伴って後続艦から放たれる発砲の閃光。次の瞬間、この周囲は硝 煙まみれの水しぶきと爆熱に埋め尽くされる……はずだった。 が。 「どうやら、私の出番のようだな」 着弾の衝撃に耐えようと身を縮めていた二人の視界に飛び込んできたのは、先程まで背後に控 えていた大柄な艦娘。薄い金髪に鋭い視線、大胆に晒した褐色肌が描く優美な曲線美。彼女自身 の大柄さに負けず劣らずの巨大な武装は、彼女が並大抵の艦娘ではないことを視覚的にも否応も なく示している。 「む、武蔵はん?!」 「あなただってまだ、鎮守府に着任したばかりじゃ」 軽空母二人の声を、武蔵は軽く手で制した。 「確かに私はまだこの武装を使いこなせてはいない。しかし、皆が退避するまでの時間稼ぎくら いは出来るつもりだ。なに、私は大和型改良二番艦。こんな巡洋艦クラスの攻撃ですぐにどうに かなるほどヤワには出来ていない」 視線をわずかに緩めて微笑む武蔵。たしかに敵の先ほどの一斉射撃も、彼女はその掌で受け止 めている。 「判ったで、……武蔵はん、ちょっとだけ頼むわ」 「みんなの撤退の準備が整うまで、少しだけお願いします」 「任された」 後方海上で恐慌に怯え竦む艦娘たちをまとめに走り去る軽空母2名。次射の態勢へ移行しよう と綺麗な弧を海面に描く敵艦隊を一瞥し、武蔵は軽く笑った。 あの日に比べればこの程度の攻撃など蚊の一刺しと大差ない。誰一人ここを通しはしない、と。 鎮守府、艦隊司令室。 軽く蝶番を鳴らして扉が開き、出撃から戻ってきた艦娘一同が提督の前に並ぶ。 定数6名。出撃したときの顔ぶれが全員無事に揃っている。 「事情は聞いている。……お疲れさま。みんな、今晩はゆっくり休んでくれ」 そう提督に言われ、ぞろぞろと司令室を出ていく艦娘たち。いや、ちらちらと何か言いたげに 部屋に残る者に目線を送ってはいるのだが。その残った者、すなわち艦娘・武蔵は出ていく彼女 たちに軽く笑顔で手を振った。ぺこりと頭を下げて出ていくのは駆逐艦娘か。 「……で、だ。この武蔵、提督には言いたいことがある」 自分と提督以外の全員が部屋を出ていき、扉が閉められた後で武蔵は切り出した。 「先に聞いておきたいが、今回の作戦、立案したのは誰だ?」 「俺だ」 「こういう編成にしたのは誰だ?」 「……俺だ」 「ふむ。昨日の出撃時は正規空母1、軽空母3の編成に育成艦をつけての出撃だったそうだな。 そのときならば何の問題もなくあの子たちに経験を積ませてやれた、そうだな?」 「……ああ」 「それならそのまま今日の編成も組めばいいものを、入渠許可を出すのを忘れていて怪我した飛 龍をそのまま放置していた。そうだな? 可哀想に、あいつ今朝も痛めた肘を庇っていたぞ」 「……うむ」 「その上に、育成艦枠を一隻ぶん増やすために隼鷹を外した。理由はなんだ? 思いつきか? 『自分が行かなくて大丈夫なのか』と隼鷹の奴が相当心配していたぞ。それでその穴埋めにつぎ こんだのが自分か。戦艦と正規空母の違いくらい知ってる筈だろう、貴様くらいの経験があるの なら。どうだ?」 「……面目ない」 「その戦力不足が招いた危機を、我が身を盾にしてカバーしてやったのは誰だ?」 「……君だ」 「聞こえないな」 「君だ」 「君、じゃない。きちんと名前で呼んでもらおうか、今回の殊勲者の名前だ」 「……武蔵、おかげで助かった」 その言葉に、にんまりと武蔵は笑みを浮かべる。 はじめからそう素直に出ていれば、苛めてやろうなんて思わないのに。内心そう思いつつ。 司令のデスクの端に武蔵はその豊かな腰を降ろす。おしりのラインがデスクの角を包むように 歪むのも、おそらく提督の目からはよく見えることだろう。 す、と、優美な曲線を描くそのしなやかな腕を伸ばす。提督の目の前に手の甲を近づけて。 「治せ」 「え?」 「見えないのか。今日の戦いで、私の手の甲に傷がついた」 確かにそうだ。手の甲に、筋状にわずかに皮が剥けているのが判る。 「しかし、治せと言われても。入渠許可を出せと」 いうなら出すぞ、と言いかけて提督は次の言葉を飲み込んだ。武蔵の目が笑っていない。まだ 付き合いは短いが、こうなったときの彼女は本当に危険だ。 「……提督は知らないのか?」 「何を、だ」 「童話だ」 「どういう、ことだ?」 「お姫さまのバッドステータス解除には王子様のキスと、相場は決まっているだろう」 誰が王子で誰が姫だ、とくに姫が……などという言葉は、むろん口に出せるわけもない。そん なことを口にしたなら入渠するのは自分のほうだ。それくらいは判る。 身をかがめ、武蔵の手の甲に唇を寄せる。 ……触れた。かすかな産毛の感触。なめらかな女の肌。触れた感触に「ぴくり」と彼女が反応 したのも、肌を通して伝わる腱の動きで判る。 「ゆっくり、丁寧にな」 その肌の表面にわずかに刻まれた傷にそって、提督は舌先を這わせる。わずかに視線をあげて 武蔵の表情を伺うと、……目を閉じ、かすかに眉を歪めて。 「次はこちらだ」 武蔵が身を捩る。腕を組み、その豊満な乳房を組んだ腕で持ち上げる。 「こちら……というと?」 「ここだ」 脇腹か。弾片がかすめていった跡か、さらしの合間から覗く褐色の肌に走る浅い傷。 「ここを?」 「そうだ」 その声にかすかに艶がのっていたのを、提督も、武蔵本人も気づいているや否や。 脇腹の肌に、提督は舌を這わせる。 「んっ……、うん、そうだ……っ」 さすがにずっと敏感な部位だ。そこで異性の存在を……そう、艦娘・武蔵にとって既に提督は ひとりの異性になっていた……感じる。敏感な柔肌で、敏感な唇を、舌を感じる。 浅い傷口に提督の舌先が触れるたび、武蔵の身体に走る甘い痺れ。抑えているつもりなのだが それでもかすかに吐息に声が乗ってしまうことまでは止められない。その声音がまるで、女の淫 らな呻き声に聞こえてしまうようで、そんな声をこの刺激で漏らしてしまう自分自身がそもそも 淫らな生き物のようで……。 机についた手、その手がいつの間にか机の天板の端を強く握っていることに武蔵は気づいてい ない。本当はその動作自体、自分の「おんな」を呼び覚まそうとする雄の背中を掻い抱く行為の 代償でしかないことにもまだ気づいてはいない。 いつの間にかずいぶん荒くなった吐息の合間から、武蔵は提督に「もういい」と呼びかける。 「そうか」 そういって立ち上がる提督に、武蔵はデスクから滑り下りて近寄る。提督と合わせた目線は離 さぬままに。猫科動物のようなしなやかさを、その視線から、その肢体から、提督は一瞬感じた のだが、その意識は次の瞬間別の刺激に揺さぶられることになる。 「?!」 第二種軍装の白ズボン。その「前」の上に武蔵の手がある。優美にしなやかににじり寄ってき た動きそのままに男の急所を抑えられ、回避も防御もできなかった。 リンネル地を通して伝わってくる怒張の熱、存在感に、武蔵は満足気に笑みを浮かべていた。 自分だけが色めいているのだとしたら悔しい、提督もその気になっていたのが嬉しかった、そう 後になって気づくのだが、この時点では玩具を見つけた子供のような感覚で笑みがこぼれたにす ぎないと、彼女はそう思っていた。 「あ、おい、こら、やめ」 提督の制止の言葉がろくに育たないうちに、するすると武蔵は提督の「それ」を外気に晒す。 「それ」はズボンから取り出される勢いに乗って激しく屹立していた。艦娘……いや、女の身に はない器官。砲弾のように固く、ボイラーのように熱い。そしてどくどくと脈打つその存在感は、 巨大な艦船をぐいぐいと進ませるタービンよりもはるかに上だ。提督の、否、この男という存在 のいちばん重要な部分が、いま自分の前にさらされている。そう感覚が告げている。 熱に浮かされたような意識の合間合間に、言葉を繋ぐ。 「提督、……厳しいことは言ったが、それでも私も貴様を認めないわけでは、ない」 上目遣いに提督の顔を見上げながら。 「この、『これ』を見れば判る。余計なこともせず、我々が戻るのを心配して待っていたのだろ う? 疲れると尚更激しくなると言うしな」 そう言いつつ、肉柱をゆるゆるとその手で撫でる。 うっ、と上から漏らされた声が、武蔵のなかをくすぐってくる。 「不注意と慢心で我々を危険に晒したのは罰に値する、そして……心配して待っていてくれたの は、立派に褒美に値する」 唇を、肉柱の頂点に寄せる。普段ならあまり嗅ぎたいとは思わない匂いなのに、不思議と武蔵 の胸中には嫌悪感は涌いてこない。 わずかに湿ったその肉柱に、すっと舌を這わせる。「ううっ」と、さっきよりもはっきりと漏 らされる提督の声。 判るぞ、……心地よいのだろう? ビクビクするほどに心地よいのだろう? こうして、貴様のナニの先を私が舐めてやることが。熱い肉の柱を私が撫ぜてやることが。私 の口の中でその先端を含んでやることが。私が提督にしてやることが。心地よいのだろう? 気 持ち良いのだろう? ほら、先を少し強めに吸うと、貴様の腰がびくんと跳ねる。 ほら、柱をせわしくしごいてやると、貴様のこの柱がますます熱くなる。 触れたいのか? 私に触れたいのか? 駄目だぞ、今日はまだ駄目だ。 今日ここで全てを委 ねるほど私は安くはないぞ、でも……貴様が男としての悦びにふるえているのは、それを私が操 っているのは、それはとてもうれしいことで。 そう。貴様を悦ばせるのは、貴様に悦ばされるのは、私だけでいい。 一気に雁首の周りを撫ぜる速度を早める。這い回る舌の動きを高める。 びくん、ビクン、びくん……間欠的に肉柱から伝わってくる痙攣が一気に激しくなって。 その肉柱の先端を、武蔵は綺麗に口中に含む。おとこが果てる、その瞬間を。 「う、ううっ、くっ、う、……出る、いくぞ、うっ」 その提督の言葉と同時に、武蔵の口中に撒き散らされる熱い迸り。 びくん、びくん、と痙攣をつづけながら、そのたびにどくんどくんと肉柱の先端から吐き出さ れる「それ」。匂いも口中の感覚も日頃見慣れるようなモノではないとはいえ。 こくん。 自然に、武蔵は「それ」を喉の奥に押しやった。 愛する男のとまではゆかずとも、自分が吐き出させた精の当然の受け止め方だと彼女は思った。 半分魂が抜けたような顔で呆然と提督は突っ立っている。 「前、いい加減仕舞え。仕置も褒美も終わりだぞ」 「……あ、ぁ、ああ」 「しゃきっとしろ。この後もまだ仕事は残っているのだろう? 私は入渠してくる、後のことは 任せたからな」 軽く提督の肩をたたいて、武蔵は司令官室の扉を出ていった。 その数時間後、船渠からの資材伝票に書き込まれた数字に目を覚まされるまで提督が夢見心地 だったことまでは、詳しくは触れないでおくことにする。
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同ページはPAに参加する事になった艦これキャラが関わるエピソード集です。内容は随時変更の可能性あり。 ●次元スリップ ●ファーストコンタクト/USSフィラデルフィア ●ファーストコンタクトⅡ ●合流と決断 ●合流時のパート修正案 ●フィラデルフィア乗艦後のシーン色々案 ●シーン集 ●登場艦娘プロファイル ●特設司令部編成 ●深海棲艦艦隊構成 ●本編原案の再編案(艦これ編) ●本編原案の再編案(艦これ編2)
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艦これRPG 日時 第一回:10/16(金) 第二回:10/23(金) 22 00以降~ 第三回:11/6(金) 第四回:11/20(金) 第五回:12/11(金) 第六回:12/25(金) 鎮守府 提督名 鎮守府名 鎮守府レベル 艦隊1 艦隊2 NPC 資材 Welt 渦巻く人生歌劇団 2 悪夢の那覇隊 なし 雷 暁 響赤城 加賀 蒼龍 飛龍 燃料7 弾薬0 鋼材0 ボーキサイト0 悪夢の那覇隊 PL/PC mayumi:五十鈴(旗艦) west_117:北上改 G_Beta:漣 draco:瑞鳳 あらすじ 空母決戦に敗れ、制空権を失ってしまった鎮守府は、海上封鎖と空襲の危機に陥っていた。 驚異的な索敵能力を見せる敵空母打撃群の強さの秘密とは……? +シナリオ「黒き翼の下で」背景設定 深海棲艦は、隠密能力の高い潜水艦に特殊な高性能電探を載せて鎮守府近海に配置し、艦娘の動向を探らせていた。 MI島攻略へと出撃した赤城・加賀・蒼龍・飛龍を中心とする空母機動部隊はこの監視網により早期に捕捉され、空母ヲ級と中間棲姫の艦載機による先制攻撃を受けてしまう。これにより空母達は大きな打撃を受け、続く追撃により4隻全てが大破炎上。提督の素早い撤退判断によりなんとか轟沈は免れたが、主力空母の長期の修理を余儀なくされた鎮守府は海上での制空権を一時的に失っている。空母の修理のために必要な資源は外部から運び入れる必要があるが、敵空母機動部隊と潜水艦の海上封鎖を受け補給もままならない状態である。 事態を打開する必要に駆られた提督は、高い索敵能力を持つ敵艦が鎮守府近海に潜んでいると推測し、これを撃破した上で混乱する敵空母へと奇襲を行い打撃を与える作戦を立案。このために速度と水雷戦に秀でた艦娘達を招集する。 鎮守府フェイズ 事前に「イベントカード.txt」と名前を付けたテキストファイルに「○○シーン キーワード」というように内容を記入し(無記名で!)、アップローダーへとアップロードしてください。当日にランダムの順番で開封します。
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吹雪〔ふぶき〕 作品名:艦隊これくしょん~艦これ~ 作者名:としあきA 投稿日:2014年12月28日 画像情報:640×480px サイズ:110,329 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2014年12月28日 としあきA 個別ふ 艦隊これくしょん~艦これ~